久しぶりにばあちゃんの話を
昨日の午後、昼寝をしてたら
施設から電話が。
ひとつめの連絡は
部屋の置き時計が壊れたので、新しいのを持ってきてくださいとのこと。
家にあった時計に入所時にパソコンで作っておいたネームシールを貼り付けて持って行きました。これ、便利です。
(全ての物に記名がルール)
2つ目の連絡は
最近、お漏らしが頻繁らしく、ゴミ箱に濡れたパンツを捨てたりしていると言う
やりそうだわ
部屋の前が室内洗濯干し場(乾燥室)になってるので、
時には洗面台で自分でパンツを洗って、こっそり干してるとか(^_^;)
ど真ん中に名前が書いてあるからバレバレ。
これもやりそう
そこで、施設側が紙パンツを履くように促しても
「私はまだそういうのは必要ないから、その時がきたら使います。」
と断固拒否!らしい。
(認知症あるある)
その時が今なんだよ
そこで、施設としては家族が紙パンツを持って来たと言えば履いてくれるのではないかということで
紙パンツの出前を頼まれました。
でもね、うちのばあちゃん、そんなんでは履かない人。
自尊心高いからね。
そこで、私が一芝居打つことにしました。
電話の度に
「どこどこの○○ちゃんはどうしているのか?家にいるのか?」などと
近所のばあさんズの現状をきいてくるばあちゃん。
気になってしかたがない様子。
みんな在宅介護。
「私みたいなこういうところに入れば楽でいいのに」
なんて毎回マウント取ってくる。
それを利用しようと考えた。
いきなり、紙パンツの話をすると話を逸らす技を持っている。
今日はばあちゃんの91才の誕生日なので、まずはその話題から
私「お誕生日だね。もう91なんだね。」
ば「私92だよ。」(何故か多く言いたがる)
ここはスルー。
私「そういえば、今は便利なパンツがあるんだよ。
どこどこの○○ちゃんもどこどこの△△ちゃんもどこどこの□□ちゃんもそのいいパンツ履いてるんだって。
紙でできた使い捨てのパンツ。知らないうちにおしっこ漏れても安心なんだって。
みんな履いてる時代なんだよ」
(真っ赤なウソです)
ば「私はトイレが部屋にあるし、漏らしたことないけど、○○ちゃんは履いた方がいいね」
(漏らしたこと忘れてる。でもマウント取る)
私「あんないいパンツ、みんな履いてるのにおばあちゃんだけ履いてないのかわいそうだから、買って持って行ってあげるよ」
(あえて、オムツという言葉は使わず、自尊心をつついてみた
)
ば「今はそんないいのがあるんだね。持ってきてくれるの?それはありがとう。」
私「夜寝る時だけでも履いてみてね。おしっこ漏らさない人が安心のために履くやつだからおばあちゃんが履いてもいいんだよ」
夜間に漏らすらしいので、長時間タイプのMサイズを旦那に頼んで買って届けてきました。
夜になったら、忘れて
「私はまだ使わなくても大丈夫」
とか言ってそうだけどね
まだらボケの認知症は厄介。
で、今日の電話でのばあちゃん。
「ミントさんは身体は大丈夫?」
と言うので
「大丈夫だよ」
と言ったら
「あぁよかった。ミントさんが家の中心だから。元気でいてくれるとホッとする」
なんて言ってました笑
入院して治療してくることはパニクるからもちろん言えません。