言えない 日に日に思うに、 ヨルは、もう居ない・・ 世のどこかに居ても、近場には居ない。 気配もなく探しようもない。 もう諦める・・ (汚とこピッチリ~) でも、この人は諦めないのです! 何度呼びかけても振り向きもしない。 向けるのは、一点の聞き耳だけ。 この場所は、熱い熱い熱帯夜 ヨルと毎晩のように涼んでた車の下。 もう、戻っては来ませんよ・・ と言えるのは心の中だけ。 こんな健気な姿を見たら言えない。 言えない、言えない、決して言えない! ピチリ、気が済んだら帰っといで~