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まるで絵本の挿し絵のよう
命輝いている
愛溢れている


感動した


星野道夫さんを私は
まったく知らなかった
極寒のアラスカの原野を
まったく知らずに暮らしてきた
興味もなかった


…僕の暮らしているここだけが世界ではない
大切なのは出発することだった…


大きく引き伸ばされた写真
その一枚一枚に
渾身の賛美が込められていた
デジタルでなくフィルム時代に
地の果てで
レンズの先に宿った命の数々



勤労感謝の祝日
日曜日の法事のことで
朝からバタバタしていた
午前中指定していた宅配便受け取って
慌ただしく出かけた

誘ってくれた知人と途中ランチして
ずんずん山を分け入った先に校舎
樫邑小学校の体育館でやっているという
真庭市教育委員会後援
学校向けの写真展
<星のような物語>


青空が広がるものの
冬の到来を告げるような寒さだった


水飲むグリズリーの親子
寛ぐシロクマの親子
角突き合わせるヘラジカ
瞬く鮮やかなオーロラ
お母さんウマのつぶらな瞳が心に刺さる

アラスカの束の間の春
ツンドラの原野は花咲き乱れ
薄黄色いポピーが命のように揺れる

シロフクロウの親子
お母さんの横で安心して眠るアザラシの赤ちゃん
ハワイからベーリング海峡渡り
エサの豊富な夏のアラスカまでたどり着いたザトウクジラ
力強いブリーチング
キャラクター人形のように可憐なペンギンの群れ

圧倒的な命への賛美に
涙ぐみそうになる




地の果てで
モンゴロイドの血筋エスキモーの生活は営まれ
野生動物たちの生命は脈々と息づく
たった今この瞬間にも


自分の暮らしているここだけが
世界ではないのだ
自分の知っていることだけが
すべてではないのだ

神と感じるしかない存在が
この世の果てまで
隙間なく
狂いなく顕在しているのだ


大切なのは出発すること


私もがんじがらめに自己限定してしまった
薄っぺらい概念にハサミを入れ
出発しなければ

大切なのは昨日ではなく
新しい明日に出発することなのだから


深夜の初雪
月明かりに照らされて
星野道夫さんに出遭えたこと
感謝した



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