天地無用/神無月朔日 列島片側舐めつくすよな 台風一過 刈り入れ近き稲も無事耐えたよう 秋は深まる 何ごともなかったように 水路は清くせせらぎ 軽やかな水音たてて流れゆく 高い空ちぎれ雲 穏やかな日差し 長い影揺れる 柿の実きらり陽を受けて さらに秋は深まり 秋祭り近し 神さまの多忙な神無月 朔日