イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 6











そうあの日から
弱音や泣き言吐くまいと
自分をけしかけてきた

そうしたら
あらゆることがあらゆるふうに繋がっていって

愛ってもんは
なんだかんだそこいら中に
散らばっているじゃないか
かさこそ草原をなびかせているじゃないか



旭川沿い
川東公園の遊具の向こう
今時分彼岸花で埋まっているだろう

数年前訪れた時
うっそうたる木立の中
血の池があるのかと思った
日暮れに近く妖気さえ漂っていた



初秋の澄んだ空気
青々とした風景に
黄金色の稲田や
刈り終えて稲株が並ぶ土色
長閑に溶け込んでいる

突然のように
この世のものとは思えない群生が
極彩色のコントラストで咲き乱れる
自らの存在を鼓舞するように
直立で咲き誇る

血塗られたようにそこかしこ
不思議な光景だ

毒キノコがひときわ鮮やかに
存在をアピールするように
彼岸花もまた自ら毒を持って
ネズミやモグラなど外敵から田畑を守り
土葬だったころの墓荒らしを防御したという

彼岸花の球根は澱粉らしい
飢饉の時には
最後に食することが出来るんだとか


紅葉の始まる前には
すっかり姿をくらまし
地中深く隠遁する
今季の役目は終えたと言わんばかりに


疎んじられ蔑まれようと
我らは今
ここに群れ咲き乱れん



イメージ 4

イメージ 5