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ばうむくーへんたべよう

ついに一人暮らしが始まった

案外、思っていたよりずいぶんと
元気にやれている
新しい街ハイなだけなのかもしれない

あと、いまだに連絡をくれるし
あいも変わらず会ってくれる
この関係はなんなんだろう
向こうも思っているだろうな
だてに10年近く一緒にただいたわけではない

まだ元気なのは1番はそのおかげだと思う

周りはみんな変わっていく
余裕がなくなっている証拠だ、他人の喜ばしいことに、前ほど喜べない
何だろう、喜んではいるけど
心の奥底の「私はどうなるんだろうな」っていう引っかかりが大きくなったような
元々もゼロじゃなかったけど
こんなにも大きくなるということは
よほど私は甘えていて思い上がっていたんだなと
思い知らされてしまうので
けっこう辛い

その上今も側にいるのでタチが悪い

この人は優しいな、
優しいと大らかと雑と興味がないの全てなのだけど
というか巻かれるタイプだ
言うこと聞いてくれるタイプだ

あと
適当に聞いてても返事が出来る
頭がやっぱり良いんだなと思う
私はそれができないので羨ましい
話聞いてたら最悪雑リアクションで終わらせてしまう

私は彼の前だと異常におしゃべりだ
ここ数ヶ月で気づいたこと
ずっとべらべらべらべら喋っている
以前はこうじゃなかった気がする
たぶん、何でも通じるからとか
そういう安心感があってのことかもしれない
彼は順応性が高い人なんだと思う
だから、そういう私の甘えもそんな大きな問題にとらえず、構えられるというか、構えていたのは私だけだったんだな


引っ越しは夜通しで大変だった
金曜の昼から作業を始め
(午前中は私が異常な貧血で死んでいた)
そのまま土曜の10時までほぼノンストップで作業した

いつの間にか夜になっていて
いったん休憩しようとコンビニに行ったのが21時ごろ
軽食とお酒1本ずつ
その後が早くて夢中で作業していたら
いつのまにか2時、4時、あれこれ寝れない
あと早朝、疲れてやけになってる私を見かねてか、
あったかいレモンティーとミルクティーと朝ごはんを買ってきてくれた(どっちかを飲んだ)
さんざん埃にまみれたので
どうしても最後にお風呂に入っておきたくて
今思えばあれが最後のあの部屋でのお風呂だった

次の日の掃除もたいへんだった
なんせ寝てないので朝起きるのが辛く
予定より遅れた時間で開始
最寄りのローソンでとりあえずの朝ごはん
あのローソン最後の買い物だな


なんでだろう
引っ越し準備から退去までの2、3日
いままでで1番協力できた気がして
同棲してた家に引っ越すときより
協力できた気がして
お互い歳を重ねたのもあるかもしれないけど
あの日の、上手くやれた(?)感が
どうしても私をしめつけるな