君へ。


私は、君が育ってくれればそれでいいのだ。

上に立つものとしてはいけないけれど、一人の人生の先輩としては、そういう思いでいるのだ。


きっと君はいつか、現場をはなれる日が来るだろう。

でもその時まで、やりたい仕事を精いっぱいしてほしいのだ。

私もいつか、現場をはなれる。それは、ちからがないからだ。

許されるなら、私もずっと現場にいたいが、それよりも、

もっと輝くちからと根気のある人が最大限働けるように、力を尽くしたいと思っている。


そしてそれは、君のことだ。

これでも私は、君のことを評価してるし、ある種の尊敬もしているんだよ。

できればそのちからを、のびのびと拡げられるように、わがままに育っていってほしいのだが、

君の繊細さや過ぎた優しさが、それを妨げることを、私は懼れている。


人のこころは、その人がこれから歩こうとする道に似ていると、私は思う。

強いこころは、しっかりかためられたアスファルト。

それは、無神経に踏み鳴らしても、どんどんと前にすすめるだろう。

だけど君は、きっとそうじゃない。


私は、君が弱いこころだなんて思っていないのだが、

とてもやわらかいこころだとは思っているよ。

しっかりと耕された、やわらかであたたかな土。

だけどそれはふとした拍子で簡単に踏み荒らされたり、雨に流されたりしてしまうね。

私は神様ではないので、君を脅かす全てのものから君を守ることはできないけれど、

小石を除いたり、それくらいは、してやりたい。

だけど踏み固められた土に鍬を入れて、空気を入れて、日光をあてて、

そんなことができるのか、あまり自信はない。

それでも君がもし、私にそれを求めるならば、いくらでも力になろう。


そして、君の影になっている、大きな枷があるね。

いつかそれは、君の未来をふさぐだろう。

私はそのことが、とても悲しい。

だからできるならば、少しでもその日が遠くなればいい、

そしてその時まで、君に精いっぱい、大きく育ってほしいのだ。


いつまでも、私と君は一緒にはいられない。

できるならばそばにおいて、君が大きく育つ様を見届けたいのだけれど、

それはきっと、叶わないだろう。

今、もしも、明日私がここを去るとして、何も未練はないのだけれど、

心のこりがあるとすれば、君のこの先をそばで見られないことだ。

だから私のねがいは、私が君のそばにいられる間に、

君がもう一歩、この先へ進むことなのだ。


もしも君が少しでも私の思いを感じているならば、

『姉』のねがいを叶えてはくれないだろうか?

どうか、心に留めておいてくれ。



こんにちは川村です!


WBCのこととか(遅)

AKBの映画レポとか(遅遅)

AKBのドラマレポとか(遅遅遅)

色々書きたいことがあったんだが、とりあえず新鮮な話題から。


今、香川では瀬戸内国際芸術祭なるものを一年かけてやっているのですが、

謎の春休みをもらった友人のまんちゃんが暇を持て余していたので、

(訊いたら謎でも何でもなく旅行の予定がぽしゃっただけ)

せっかくだからじゃあ芸術祭をやっている島に行こう、ということになり、

沙弥島が春会期のみということで、行ってきたのです。


ここで瀬戸内国際芸術祭をざっくりと説明すると、

普段から直島は草間彌生先生の作品だったりが展示してあって

(参考資料↓)


薄花堂本舗提供 『悪女ノ深情ケ』


(一昨年行ったのに自分で撮った写真がないな…)
現代アートが名物になっているんですが、

直島や高松港を中心に

一年を通して現代アートの作家に作品を作ってもらって展示する芸術祭です。

一年を通してと言ってますが、正確には春・夏・秋の三回に分けて行っており、

あ、でも、屋外の作品とかはずっとそのままあるので、

別にこだわりがないなら会期外でもそれなりに楽しいと思います。


それで、まんちゃんと芸術祭行こうか、となった際に

さてどこにしようかな、と調べて初めて知りましたよ沙弥島。


…よ、読めん。


読めんから変換もできなかったわ。あ、しゃみじまと読みます。


薄花堂本舗提供 『悪女ノ深情ケ』

切れていてすみません。右の緑のこんもりしたのが沙弥島です。

(どこから撮った写真かは後述)

ん?とお思いでしょうが、沙弥島は瀬戸大橋のお膝元・坂出から陸続きです。

島じゃねえじゃねえか!

いや、れっきとした塩飽諸島の島の一つだったんですが、

1967年の埋め立て造成で陸続きになってしまったそうです。

ですのでたどり着くには、坂出市街から川崎重工様の工場を横目に見ながら、

瀬戸大橋記念公園を抜けていきます。



薄花堂本舗提供 『悪女ノ深情ケ』


瀬戸大橋! 岡山県民は香川のものだとはこれっぽっちも思っていない香川の誇り!

春休みということもあり、水の回廊周辺は子供たちでにぎやかでした。

ちょっと須磨離宮公園っぽい雰囲気…な気がする。

20年くらい行ってないから勘違いかもしれませんが。

だが……展示会場がわからん。静かすぎて。

球技場があいてるのもあるけど、その横の原っぱがひたすら静か。

そこにちょこんと案内所がある。わ、侘しい……。

芸術祭の意向に沿わないかもしれないけど、

屋台とかでっかい空気人形の中にボール入ってて子供が中で遊ぶやつとか、

芸術祭とは別にでも坂出主催で春祭り的なイベントやればいいのになあ。


球技場のそばには、東山魁夷美術館がありました。

美術館にしちゃ妙に入館料が安い(300円)なあとは思ってたんですが、

行ってみたら、リトグラフでした。まあ、何かのついでに行くならいいかな。

原っぱの果てには、一つ目のアート作品『階層・地層・層』が。


薄花堂本舗提供 『悪女ノ深情ケ』

全景撮ってなかった。こう…山です。続きは現地でね!

これは川村ではなくまんちゃん。

もう少ししたら芝生が生えるらしいんですが……。

え、これ、春会期の間に生えるのか……?

夏にすればよかったのに……。


さて、公園を抜けるといよいよ沙弥島。



薄花堂本舗提供 『悪女ノ深情ケ』


のどかな漁港風景。奥にある岩はえなが石という伝説の石で、

理源大師の母親が出産の際の胞衣を埋め、石でふたをしたという由来があるそうです。

(じゃあ石は普通の石じゃねえかというツッコミ……)

通行の邪魔になるのですが、触るとおなかが痛くなると言われているので

そのまま残されているそうです。なんだかのどかな謂れだ…。


さあ、いよいよ沙弥島海岸へ。

島スープという、特別メニューの販売があります!これもアート作品!

これが最大の目的のまんちゃんは小躍りして販売所へ!

しかしなんだか嫌な予感がする!あんなに過疎ってたのに、ここだけすげー混んでる!


『すいません、今日もう売り切れなんですよー』


きてあああああ!


『何かできるものはないですか!?』とまんちゃんが食い下がっているが、

ここは売店ではなくあくまでアート作品である島スープを提供しているだけなので、

地元のおばちゃんが便乗して提供している沙弥島定食しかなく、

基本的に両者はセットで出るので当然そっちも売り切れ。

提供数少なすぎるやろ…12時前やで……。

県外から来た人とか場合によっちゃ国外から来てる人もいるのにこれは可哀相。


薄花堂本舗提供 『悪女ノ深情ケ』


海岸はとてもキレイ。

やっぱり夏に来たかったなー。

たぶん普通に海水浴で賑わうから避けたんだろうなー。


薄花堂本舗提供 『悪女ノ深情ケ』


投網をモチーフにした作品の展示。


この後は島の中の散策です。

だいぶ長くなってきた&時間もなくなってきたので、とりあえずここまで。

次は沙弥小・中学校です。


すごくあいてしまって…。

すみませんずっとSDガンダムオペレーションしてました(真実)。


というわけで、ほぼ一月ぶりでしょうか、

久々更新は映画レポです。

えーと、他にも色々見てたんですが、

今しがた見てきたものを。

ストーリーにはそれほど触れませんが、

今から見るよって人は、ネタバレ注意で。


えーと……率直に言うと、ちょっと無理でした。

これが、というより、単純に『3Dでの映像美を追求した映画』が、かな。

(ちなみに、川村は2D字幕で見ました)


これはどうも1939年版と同じ演出らしいのですが、

現実…モノクロ幅狭→オズの世界…カラー幅広、この演出は好き。

なんだが、もうすでに白黒の竜巻のシーンで


酔うわな。


もう、ナイツ状態。(ヤホーではない。これ↓)


薄花堂本舗提供 『悪女ノ深情ケ』


懐かしい!って思ったらWii移植されてるのね。

三半規管と動体視力強い人はいいんだろうけど、

もう、ついていけない。(席も前の方にしちゃってたし)

3Dにしなくてよかったなあ…と思いました。

あ、楽しい人は楽しいんだと思うよ。色彩も綺麗だったし。

でも、自分が映画で見たいものはこれじゃないなという感じです。


で、ストーリーなんだけど、

ストーリーってか原版があるので

キャラクターとかそういう部分ね、

…うーん、どうしてアメリカの映画ってのは

すぐにチューとかしちゃうのかね。

いや、まあ、それはそれでいいのかもしれんが、

ファンタジーなんだから別にそういうのは

なくてもいいんじゃないかな。

最後のグリンダとのキスシーンは大団円って感じで好きだけど。
あとは…オズのキャラクターも、

もうどうしようもない女たらしで嘘つきでクズなのはいいんだけど、

変化というか成長が、あまり感じられなかったです。

最初から『ダメ人間だけど性根は善いやつ』っていうのが、

垣間見えちゃったからなあ。もっと、どうしようもないクズならよかったんだけど。

あとは、セオドラかなあ…。

姉ちゃんに騙されてオズに騙されて、純真をズタボロに犯されたのに、

何故か同情できなかったのは、

『人が良いっつーかただの馬鹿じゃねーか』って思っちゃったからかなあ。

あれでせめて、もうちょっとイノセントなルックスの女優で、

こんな娘を利用して、ひどい!って思えたらね。

一回ヤッただけで『生涯添い遂げます、王妃として』とか言っちゃうし。


まあ、人間ドラマを見るものじゃないだろうし…。

単純明快なストーリーで、映像美を楽しむならよいと思います。

ナイツで気持ち悪くなっちゃうような川村みたいなやつには、不向きかな。

あ、猿は可愛かったです。