東日本大震災から1年が経とうとしている。
この一年
私は一体何をしてきたかなぁ

大きな揺さぶりを受け、大転換を感じ
その前と後ではまったく別物になってしまった気がしている。

私でさえそうなのだ。

被災された方々にとっては
心を石のように固くして
自分自身を守らざるを得なかった日々だっただろう。
どんなにこの一年が
重かったか。


それでも人は
生きて行くんだと思う。

人は弱い。けれど強いのだと
今更ながらそう思う。
変われるから。
有無を言わせぬ環境の激変は
嵐のような激しさで
心身を知らない場所へと吹き飛ばす。
「日常」が「日常のようにみえていた至福」であったと
誰もが思い出した。


ことばは ほんとうに こういうときに
無力な気がする・・ときがある。
でもパワーでもある。
愛を込めて
言葉を送ることをしたいとおもう。
力のある 言葉を話したい。


本当は ただ そばにいる
その存在感 によって  
愛だけによって
人は真に勇気づけられるかも知れないけれど。


感情があってよかったとも思う。
泣くことができるから。わらうことができるから。
悲しいとき 泣き 嬉しいとき 泣き 楽しいとき 笑う
それが できてよかった。
変化はキツイから


でも
たぶん
今すぐに感じられなくとも
変われることは祝福なのだ。きっと。
あらかじめ用意されていた祝福。

変化。
人々は今 皆、変わろうとしている。
みんなが この一年を 
それぞれのペースで 乗り越えていこうとしている。
繋がりながら。

全ての人が来しかたを振り返り
軌道修正をかけている。
そう感じる。
その決断にさいし新しく獲得する選択眼は
すべての存在にとって価値のあること
楽しむ 喜ぶ 自由 が
キーワードになっている気がする。

たとえ
表面上外側からみれば同じような毎日であったとしても
一度、しっかりと客観的に見直し、選択し直した道は
同じ道に見えても
実は
パラレルな別の次元へと
シフトしているのかもしれない。


この瞬間にも、愛は足元から私の中へと流れてくる。
この感覚が全ての人におこっているのではないかと
思う。

自分は愛の存在で 全ての存在も愛の存在であると
私は この一年でわかった。
愛 
なんでも出来そうな気がする。



人生の道端で、
うつくしい石を見つける目が曇らないようにしたい
そんなふうに思う。

被災地の皆様がそして土地が一日も早く癒されるよう
心を込めていのります。

何も出来なかったことをお詫びしながら。



$Pepper☆lily の 茶飯的日常