中学2年のとき。
家庭訪問をした先生が言った。
常に明るく
いつも笑顔でいるのだけれど
何か暗い影を感じる。
母は
家の事情は一切話さなかった。
毎晩
命の危険にさらされていることも。
わたしは
そのことが恥ずかしいことと
子供ながらに感じていて
学校では
いつも笑顔で過ごしていた。
だから
ずっと
明るくていい子です
と、言われていた。
勉強も出来た。
絵を描けば廊下に張り出され
金を貼ってもらえた。
習字を描けば
また褒められて金を貼ってもらえた。
徒競走でもいつも一番をとっていた。
でも
母には褒めてもらえなかった。
そして、
中学2年の担任の先生は
何が原因かわからなくとも
わたしの心の暗闇を見抜いた。
先生に
真実を話さなかった母にもがっかりしてしまったが
先生が帰ったあと
見抜かれてしまったことを
散々責められた。
それまで
褒めてほしくて頑張ってきた
一切の勉強をやめてしまった。
いつも
10番以内だった成績は
下の下まで下がった。
また責められた。
わたしは
どうしたらよかったのだろう?
今もわからない。