私の本当の貴女への想い。 | SingleLife ~光射すほうへ

“北乃きい”との出逢いはとある女性(ひと)の口から零れた「言葉」だったんだ。





血の繋がっていない私の娘。




電話越しに久しぶりの再会が叶った、成長した姿を知らない君に僕はこう尋ねた。






「お前芸能人でいうと誰によく似てるって言われる?」










それが北乃きいという存在を知った瞬間だったんだ。








そして、深夜ふいにつけたTVに映っていた北乃きいを偶然見つけて初めてその姿を目撃したんだ。







私は・・・娘、愛美のまだ見ぬ姿を彼女に求めた。






そう、白状する私は北乃きいという女性を見つめながら、心の奥底で何よりも娘の幻影を追っていたのだと。








私はそれまで特定の女性芸能人に心惹かれて追い求めるようなことは只の一度もなかった。





興味がなかったのだ。





ドラマを観ていたことはあっても、ただストーリーを楽しむだけ。



役者さん本位で、ドラマを観たことは皆無。





まあ、若いころなんか良く聞かれる理想のタイプを芸能人で言うと!?に対応する為に、“若村麻●美”とか答えていたりしたけど←





ああ、アーティストの森●美穂さんは例外です。


私はあのお方の真っ直ぐで伸びやかで力強いヴォーカルその歌声と女性を感じさせないほどのサッパリとした竹を割ったような潔さその男っぷり!?に惹かれたのだから。




若い頃、高校生の時に受けた女性のクラスメイト達から受けたばい菌扱い所謂「いじめ」を受けてから、女性不振に陥ってしまったので。



それ以来、女性には心開けなかったので、当然好きになる女性など出来はしなかった。



だからと言って男が好きだなんて安易な発想は無しですよ←





本能は女性を求める、でも精神が拒絶していたのでしょうね。







周りの女性がみな有象無象の得体の知らない化け物のようでただただ怖かった。





でも・・・私にはその頃私の心の支えになってくれた彼女達だけは違った私を頼りにしてくれる守るべき女性とそして・・・娘が傍に居てくれたんだ。






ちょっと脱線してしまいましたが。









そんな私がだから北乃きいという女優に惹かれたのはそういう背景があったから。





この私がある特定の女優が気になるだなんて・・・。





しかも20歳も歳が離れている言葉は悪いけど小娘にそんな・・・。



ここでも随分昔に打ち明けたことがあるけれども、きいちゃんの容姿は私は決して好みでは無い。




私は猫顔系の女の子が好みなので。





娘に似ているらしい女の子。


だから、声をかけたくてそれで・・・。




「父親のような気持ちで貴女を応援したい」




恥ずかしい気持ちうやむやにするが如く、そう誰にするともなく言い訳めいたニュアンスで勇気を奮って彼女のブログにコメントを寄せたんだ。





「自称きいパパ2」だなんて、サブハンネなんかつけたりして・・・ね。







まだ見ぬ娘の姿をきいちゃんを追いかけることで追い求めてただひたすらに。








本来だったら失礼な話ですよね、ただ一つ誤算だったのは。





これは後に嬉しい誤算となるとある一人の北乃きいファンとの出逢い。





そう、このアメブロという場所で出逢ったとある一人のアメンバーさんとの出逢いが今後の私を急激に変えるキッカケとなったのだ。






このとあるお方の出逢いからやがて本当に沢山の北乃きいファンの方々達との出逢いへと。






そしてその同じ志を持った同志と共に北乃きいを見つめ追い続けていくうちに芽生えてきた彼女自身を好きだというファン心。




彼女を深く知っていくうちに気付いていく彼女のその様々な魅力に。





その眩しいほどの魅力を放つ素敵な笑顔、弾けるほどにエネルギッシュで元気で天真爛漫で、とてもフレッシュでそれでいて力強い一生懸命な演技を僕らに披露してくれる。





でも、その眩しすぎる笑顔の裏に影を落とす深い悲しみ、人に弱みを決して見せないその刹那さが妙に心捕らえて離さない、離せない。







だから・・・北乃きいを応援しようと心に決めた。







いつからか、私は「自称きいパパ2」という体面を誤魔化したおざなりのハンネは切って捨てた。







きいちゃんが「たにっち」という存在を初めて認めて、私に示してくれたあの日から。









でもね、最近気づき始めたこと。






私がこれまで長くきいちゃんのファンを続けてこれたのは、きいちゃんが私達の応援にその御活躍で真摯に応えてくださったことと同時に、なによりも皆さん北乃きいアメンバーの存在があったからこそ。






それはとてつもなく大きくて今や私のかけがえのない大事な宝物になっています。







本当にこの場所でなくては得られない様々な年齢層の同じ志を持った仲間たち。






ブログを介してそんな皆さんと会話をするのがとても楽しかった。




時には悩みを相談したり、相談されたり。




楽しく冗談を言い合ったり、時には意見が衝突論議を戦わせたり。



実際、きいちゃんのイベントでお逢いしてその同じ想いを確かめ合ったり・・と。






いつの間にか私にとってこのアメブロという場所がとても大事な一つの世界になっていたのです。





きいちゃんが私達に話しかけてくれるこのアメブロという場所が。





だから私は毎日欠かさずきいちゃんのことだけではないどんな些細なことでも頑張って皆さんとお話がしたいがためにブログを綴り続けた。



一時は自分のブログを綴ってから、何十人といる皆さん達のブログに訪問して、コメント寄せて・・・と。



慢性的な寝不足に陥っても、視力がどんどん落ちてもそんなのお構いなしに。




本当にかけがえのないものになっていたから。






でも、最近はツイッターやらフェイスブックやらインスタやらLINEやらと・・・手軽に仲間とやりとりできるSNSが台頭してきて主流になって。







アメブロでの会話が希薄になって、いつからかどんどん訪問者が少なくなって、コメント寄せてくれる人が少なくなって・・・。






私は意固地になっていたのかも知れないこのアメブロという場所が大好きだから、どうしてもこの場所で会話をしたくて、ツイッター上では殆ど皆さんとお話しすることをしなくて、ただ頑なに・・・。






この場所を守りたかった。






そんな中で父のこともあって、ブログの毎日更新が途切れたのをキッカケに今の状態に、でも体のいい理由づけだったに過ぎない。





容赦なく過疎化していくこの場所に背を向ける体のいい言い訳になった。









でも、きいちゃんへの想いは、その深さだけは誰よりも負けないと自負して、一時は北乃ファンのTOなどともて囃されて根拠のない自信が自己を突き動かす原動力になったりもした。






だけど・・・。









私は今年の春にやっと・・・約20年ぶりくらいに我が娘の成長した姿に出逢うことができた。





私は・・・きいちゃんの容姿のような彼女を当然想像していたのだ、だけど・・・。







我が娘は正直そんなにきいちゃんには似ていなかったのです。




似てると言ったら、ちょっとは・・似ていると言えなくもないですが・・・まあ、そうだったのです。






その瞬間に私の中で、何かが弾けてしまったのです。






そう、ある意味“冷静”な本来の私に。






やはり心のどこかできいちゃんを我が娘に重ねてみていた自分に改めて気づかされてしまった。








そして冷静に役者にしてアーティストである北乃きいを見ることとなっていくその心の戸惑いと騒めき。




今までの私は思い入れが強すぎるがあまりの盲目だった!?






そんな時にきいちゃんは遠いアメリカの地へ飛び立ってしまい日本に居ないなんとタイミングの悪さ、そしてその後、「ザ・テノール」まで御本人に会えないという事態、そして全く予想だにしなかった「ZIP!」の総合司会就任という現実が襲ってきたりで。




きいちゃんに、皆さんに会えない時間が私に新たな趣味となる舞台観劇にのめり込ませる運命のいたずらをも。





今でも北乃きいのファンであることに変わりはない。





でも、もはや一歩下がって冷静に俯瞰して見ている自分がいるのは確か。




そうなってくると自分で見ないようにして蓋を閉めていた彼女のマイナス面がやたら不満に思えるようになってきた。




ブログをなぜもっと熱心に頻繁に更新してくださらないのか?


プライベートなブログであるのならば、自由に好きな時に更新すれば良いと思う。


だけど、「公式」を謳っている以上はブログの更新は立派な仕事ではないのか?



以前に彼女はブログを自分が表現できて、ファンとの繋がりが持てるとても大切な場所だと公言している。


そのような場所でありながらこれほどまでの更新率の悪さはどうかと思う。


御自分の仕事の告知も殆どなさらない。



本当に自分を売り込む気があるのか!?さえ思えてとてももどかしい。




自分には叶えたい夢がおありだという。


でもそれは今の仕事とは無関係なことだと。




そのお言葉というのは私達ファンにしてみたら決して歓迎したいものではない。



私達は役者であり、アーティストである貴女のファンなのだ。



だからずっと芸能界で活躍して欲しいと思っている、ずっといつまでも応援したいと。




それなのにその発言は“申し訳ないですが私はずっと芸能界でやっていくつもりはありません”と公言していることに他ならない。





そういう「北乃きい」ではない夢を「北乃きい」の立場で公言するべきではないと思う。



御自分の心の中で閉まっておくべき想いであると。





彼女から自分が役者として、アーティストとして貪欲にライバルたちを押しのけてでも努力をして自分の存在をもっとアピールして成長して高みを目指したいんだという必死さがファンである私達に伝わってこない。







私は役者として、アーティストとして活躍する彼女をもっともっと観たい!!!!




だけど、近年その願いはどんどんどんどん失われていっている現実。





冷静になったファンであるが故にその気持ちはもはや抑えきれない







私は彼女がZIP!の総合司会に決まった時、この機会はまさに正念場の最後のチャンスであるとこの場で述べた。




彼女の良さを万人に知っていただき、彼女の魅力を万人に伝えるチャンスであると・・・。






だから彼女のこの新しい世界への挑戦を目一杯応援したいと思った。




役者として、アーティストとしての活躍の場が広がるキッカケになればと思って・・・。






私はでも軽く考えすぎていたのだ。




とある同志たちが抱いた一つの不安。






週5日ものレギュラー出演、その拘束時間はおそらく8時間は下らないだろう。



そして朝の清々しい“顔”として全力でその仕事を全うするためには、しっかりした睡眠を摂ることが必要だという。7、8時間は睡眠をとらなければならない。




そうすると、一日24時間空いている時間はわずか8時間。




そのわずかなしかも固定された時間で、果たして不規則なドラマの撮影や映画の撮影に参加ができるものなのか!?



素人目に鑑みてもそんなことは物理的に不可能であろう。




きいナビで、わくわくキャラバンでのサプライズ訪問で月に2、3度その時間をも拘束されることを考えると尚更だ。





『役者の仕事の差支えになるだろうということ。』





ZIP!の放送を毎回拝見していくにつれどんどんとその世知辛い現実が実感できてしまう。






でも、これから役者として、アーティストとして成長していくうえで一つの貴重な経験を積める、自己を高められる知識をも身に着けられる貴重なフィールドであることは間違いない・・・。




だけど、長く居るべき場所でもないということもわかってきた。






だから、私はあの日ツイッター上でこう呟いた。



「我想う、もう抑えきれない本当の気持ちを。今日とあるバンドのライヴを観に行った。 やっぱり・・・。彼女には役者として演技をして、アーティストとして詩を歌って欲しいと。もう、今の仕事は早々にキリをつけて辞めて欲しい。毎日見れることなんて嬉しくない。本当の・・想いなのです。」





私は映画のスクリーン・TVのモニターの中で、舞台の上で演技をする貴女に逢いたい。



私はステージの上で詩を奏でる貴女に逢いたい。





今、それを叶える為に与えられた仕事を頑張っておられるのは百も承知。




だけど、ずっとこの仕事を続けていたらそれがままならなくなる厳しい現実。






だから・・・。



この仕事はできるだけ早々に退いて欲しいと願う、私「たにっち」という、いち北乃ファンが導き出した本当の気持ち。




長くても一年、できれば来年の春には・・・。




長く、長くきいちゃんを誰にも負けないくらい応援し続けてきた私だから言えること。






それは胸を張って言える。





最近いろいろな小劇場の舞台役者さん達のお芝居を目の当たりにしている。





きいちゃんは決して演技達者な女優さんではないということ。




きいちゃんより演技に魅力を放つ役者はごまんと居る。


そういう現実をも突き付けられた。




きいちゃんにはもっともっと演技力の向上の為の努力に時間を割いて欲しい、声帯結節の治療をきちんとしてもっともっとヴォイストレーニングを積んで歌の表現力を高めるために時間を割いて欲しい。




いろいろなお芝居を観に行ったり、いろいろなアーティストのライブに足を運んだり、弾き語りの為のギターを習得したりと役者としてアーティストとしてもっともっと表現力を高めるための努力に・・・。




でも厳しい芸能界の世界、並々ならぬ努力をしたからと言って自分の思い通りに事が運ぶとは限らない難しいままならないことが大概なのでしょう。


事務所の力量なんてものもあるのでしょう?詳しいことはわかりませんが・・。




ただ、これは同時にただのいちファンとしての独りよがりの我儘の押しつけです。






聡明な彼女はきっと自分がこれから取るべき道を重々承知し、決心していると思う。







彼女がこれから辿る道、決めた道に異を唱えるつもりは毛頭ない。








だけど、ここで宣言しておきます。





彼女が決めた道の行く末によっては・・・。





私は彼女のファンをやめることになるかもしれない・・・とも。







それは遅くとも来秋には訪れるかも知れないということを。








これが今の私のきいちゃんへの想いの全てです。





どうか、どうか少しでも長く・・・。





貴女を大好きな私でいられるように、少しでも長く貴女を応援し続けていられるように。