独創性あふれすぎる『プライマルレイジ』 | 恐怖! 袋とじ粘液!!

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実際、夏場とか臭いから早めに捨てたほうがいいよ

  「236+P」 という表記に見覚えはありますか?
こちらは『ストリートファイター』などの「2D対戦格闘ゲーム」で仕様するコマンドをテンキーで表記したものになります。
これだと、下、斜め、横で「波動拳」が出ますね。
ちなみに昇竜拳は「623+P」で、横、下、斜めのコマンドですね。
これらは『ストリートファイター』のみならず、他の対戦格闘ゲームでも多く普及しており、このジャンルに触れた人なら波動コマンド、昇竜コマンドでどのような入力かがわかるほどです。
では、「(Y+A)+2684」は? この入力で出る技はなんでしょうか。
正解は「ケイオス」の「フライングバッドスラム」です。 


プライ
(右側のサルが出してるやつ)

つまり、これはフライングバッドスラムコマンドとして格ゲーマーに呼び交わされてるわけですね。僕は聞いたことありませんが。 

それもそのはず、こんなコマンドを使う格闘ゲームはおそらくこの世に一本しかないでしょう。他にもオリジナリティ溢れるコマンドを満載し、例え格闘ゲーム経験のあるプレイヤーでもまず最初に説明書とにらめっこさせることに特化したゲーム、それがこちら!

かの有名な米国アタリゲームズ発の『プライマルレイジ』!

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さて、ざっくりとどんなゲームか述べますと、恐竜やデカイ猿を使用キャラにした対戦格闘ゲームですね。

一応ストーリーからいきましょう。


原始、地球には七人の神々が君臨していた。

彼らはそれぞれが己の理想郷を創り上げるため、いつ果てるともしれない闘いに明け暮れていた。

神々が放つ力は、地を裂き、天を激しく揺るがした。

それにより傷ついた地球が最後の息をひきとろうとした、まさにその瞬間。宇宙の均衡を守るものがやってきた。宇宙の守護者は他の天体にすら影響を与えかねない神々に驚異を感じ、彼らの力と存在そのものを封印した。

こうして古き神々は肉体の機能を停止し、地球は癒された。


それより数百万年後――

ヒトの文明が発達した地球に隕石が衝突、神々の眠りを醒ましてしまった。

すべてを失った人類は自ら神々にかしずき、彼らの支配する煉獄に身をゆだねた。

そして地球を救う守護者は現れなかった…… 



プライ2


と、いうことですね。説明書からまんま抜き取りました。

うーん、結構ワクワクしますね! 楽しそう!

なんというかコズミックホラーを感じないでもないですし! 

タイトルロゴもなかなかカッコイイですね! 

一応、これだけでは微妙に本編と繋がらないので説明しますと、現代に現れた神様たちはまた古代のように争いを始めます。今度こそ、地球ナンバーワンを決めるんですねー。


ではまずシステム面から。

このゲームは六ボタン式の対戦格闘ゲームですね。六ボタンですので、弱中強の攻撃が大体はパンチとキックなんですが、二通りづつあるってことです。このゲームでは上段小中大と下段小中大ですね。

コマンド技は特性技というまぁ必殺技ですね。これと、後は「天罰」とお食事」があります。

「天罰」ってのは『モータルコンバット』でいうところの「フェタリティ」。倒した相手を残虐に殺すオーバーキル技といいますか、まぁお遊び要素ですね。こちらは戦闘に関わってきません。

もう一つお食事、こちらはそれなりに使えない時もない要素でして、このゲームのプレイアブルキャラは神様だけあって、信者が何人か対戦画面の背景にいるんですが……こいつらが時々、神様の下に走り寄ってくることがあるんですが、この時にその神様固有のコマンドを押すことにより、その信者を食べることができます! すると、体力が微量に回復します。

微妙なシステムですけど、無駄にグロイですね。


さて、本作のコマンドですが、前述の通り非常に特殊なものが多い上にもう一つ

特殊な点があります、それはボタンを押してからコマンドを入力すること!

普通の格ゲーではコマンドを入力し、ボタンを押しますが……こちらでは逆です。波動拳で例えますと、パンチボタンを押した後に236と入れることになります。やりづれぇ!

正直言って、僕は咄嗟にほとんどの技が出せません! ムリ!

ボタンを押して236程度ならともかく、□○同時押しから6248とか△×押してから471とかできません! 

格ゲーの常識を覆すようなコマンドが多すぎる! 例えるなら主要な技がSNKの隠しコマンドでしか出せない感じですかね! 

コマンドの法則性なんてものはあったもんじゃないし、キャラごとにバラバラなのでいちいち覚えづらいコマンドを覚えるハメになります。 イヤだよ!

他にも「天罰」にもコマンドを要求されます。まぁ、こちらはお遊び要素ですから、難しかろうがまぁいいんですが……なんと「お食事」にもコマンドが要求されます! それもキャラ毎に固有で! 覚えづらいのが! 

覚えることが多い、高い技術が要求されるというのは格ゲーの常ですが……これは今までの格ゲーの常識が通用しない上に覚えることが多すぎる!

まず無いと思いますが、格ゲー初心者の方はこのゲームで格ゲーを初めてはいけません。とりあえず流行ってるゲームにしときましょう。


さて、次に普通はあるけどおそらくこのゲームにないもの。

通常投げ。

立ち中段。


格ゲー経験者の方はあれ、それってヤバくない? と思われると思うかもしれませんが、まぁヤバイっちゃあヤバイですね。


投げは密着してしか使えませんが、ガード無視のだいたいがダウン確定攻撃ですね、ガードを崩すために使います。

中段、というのは下段ガードでガード出来ない攻撃ですね、常識的なゲームならジャンプ攻撃は全て中段になってるはずです。(たぶんこのゲームも?)

主にガードを崩すために使います。

この二つがない、ということは相手のガードを崩す手段に乏しい、ということですね。

しかし、一応投げ判定のコマンド技があるキャラもいますし、削りもあるので……まぁ。

とりあえずやってみましょう。





プライ3

さて、早速使う神様を選んでいきましょう!


モードは四つ、アーケードにトレーニングにデスマッチにチームバトル。

おそらくデスマッチだけ全く想像がつかないと思うので、これだけ説明しますと、ライフバーが共有になっているモードですね。要は相手からの攻撃を受けないようにずっと攻撃を当て続けていれば勝てる感じですね、面倒!


とりあえず、アーケードでいきましょうか。

使用キャラは「ディアブロ」、炎を操る神ですね。


プライ4


さて、こちらが戦闘画面です。


プライ5


おお、禍々しい。

いやぁ、いいセンスですね。

一番上のバーが体力で、その下の黄色いのがスタンゲージですね。

上は端の心臓に達っすると負けで、下は脳髄に達っするとピヨります。

必殺技ゲージはありません。ゲージ管理とか特に気にしなくていいゲームです。

適当に通常技を振ってボコスカ殴ります。


プライ6


勝ちました。


まぁ一戦目だしな! というか格ゲーのアーケードなんてこんなもんやろ!

次戦へ!


プライ7

勝ちました。
戦法は変えてません。

このゲームの通常技は上段小中大と下段小中大がボタンであって、それぞれの立ちしゃがみジャンプ中で18通りかな? なん ですけど、CPU戦の基本はそのキャラの一番リーチが長いジャンプ攻撃(だいたいが大攻撃二種のうちのどちらか)を相手に飛び込みながら、ヒットしようが ガードしようが着地から小中しゃがみ大で足払い。これを繰り返す、それだけで勝てます。

まぁといっても敵の中に優秀な対空技があるキャラも何体かいるんですけど、そんな時は飛び道具! 
僕が選んだキャラクター「ディアボロ」は特性技の飛び道具が簡単に出せます!
□×と26、このゲームでおそらく一番簡単なコマンドですね。
ちなみにこのコマンドで出るのは「ファイヤーボール」、ほとんど技後の硬直がなく、ボタンおしっぱでコマンドを入力するだけで連射できます。そして、体力をガードされても削り、スタンゲージも削ります。
出が速く、連射できる技に削りがついた結果、九割以上をこの技だけで削れる優秀すぎる技になってますね。
つまり、滞空してくる相手には適当に距離をとって「ファイヤーボール」連射。
残念ながら削りだけでは倒せない仕様なので、最後の一撃だけはちゃんとヒットさせる必要があるんですけど。
こんなに強い「ファイヤーボール」ですが、動きの速い相手には中々ハマり辛く、無敵時間もないようなので、あまり連射はしたくないんですよね。
だから、僕は対空をしてくる相手のみに絞ってます。

と、こんな調子で勝ち進んでいきまして。


プライ8

最終戦ですね。
最終戦は今まで倒した全ての神との七連戦!(同キャラ含む)

の、前にボーナスステージがあります。

プライ9

これはお食事で回復した分だけ、最終戦用のボーナス体力がもらえるんですが……「ディアブロ」のお食事コマンドは(□○×△)+282。かなり簡単な方ですが、今回は一回しか成功しませんでした。キツイ!

では、最終ステージ。

プライ10

このステージ、敵が技を放ちながら乱入してくるという、粋な演出があるのですが
結構な確率でフリーズします。正直、ヒヤヒヤですね。
アーケードモードではコンテニューできる回数が制限されているのですが、このステージで体力がゼロになってしまった場合のみ、その場で体力が回復してそのまま続けられます。他ではその敵との一戦目からやり直しですね。
ここまででコンテニューをしていたり、使い切ったりしているとまず勝ち抜くのは厳しくなりますね。


プライ11

なんとか辛くも勝利しました。
コンテニュー回数はおそらくですが、使い切りましたね。辛い闘いでした。

で、エンディングです。
まぁ、キャラクター毎の一枚絵が出て終わりなんですけど。


プライ12

と、なんどもこの画面に来たような口ぶりですが、実はこのゲームの最終ステージを突破したのは初めてです。
最終ステージでは敵の反応が鋭くなって、単純な飛び込みでは落とされちゃうんですよね、なのでパターンに頼れない、自分の『プライマルレイジ』が純粋に試されます。辛い。

まぁ最終ステージまでは簡単なので、僕のパターンは正しいというかみんな行き着いてそうですね。
これからこのゲームをはじめる皆さんは参考にしてください。(いない)

と、アーケードモードはこんな感じですが、やはり格ゲーは対人戦が華! 
やはり、対戦バランスに触れるべきでしょう!
と、言いたいのですが……ちょっとお互いどんなゲームか分かってる同士で対戦したことないんですよね、このゲーム。
なので、なんとなーく感じてることだけ書こうと思います。
まず、崩し手に欠ける。 通常投げがないのは痛いですね、全部のキャラクターにないならまだしも、一部キャラは投げ判定攻撃持ち。崩し能力に著しく差が出てそうです。
全ての攻撃に体力削りとスタン値削りがある。これもマズイですね、このゲームはもともと攻撃力も高めですので、飛び道具でガリガリ削れるのはちょっと。まぁ、戦闘のテンポは凄まじく良くなってますが。
特性技後の硬直が少ない。これは永パの臭いがしますね、といっても二三ループくらいで死ぬ体力ですけど。
空中でヒットした相手に攻撃が更にヒットする回数が決まっている。開発者的には楽な仕様ですけど、キャラを開発する上ではジャマになりがちですね。まぁ、誰も開発しませんけど。
当たり判定がよくわかんない。よくわかんないです。このゲームはおそらくドッドでなく3Dのキャラなんですけど、そのせいでよくわからないです。しっぽの先まで攻撃判定があったりするので、体感より伸びて感じたり。と思ったら、短く感じたり。
ともかく、よくわかんないです。

まぁ、こんなところですかね、対戦とかモロモロに関しては。

さて、総評しますとキャッチーなゲームで割と面白い感じではあるんですけど……そのキャッチーさに反してのとっつき辛さ。ともかくコマンド入力が問題です。
わりと通常技が強いので、それだけでも遊べる感じではあるんですけど……膠着した場を打破するのはどうしても特性技になりがちなので、ウーンといったところ。
せめてコマンドにしっかり規則性があれば、一キャラ覚えるだけで動かせる……となるんですがね。そういうとこはまったく考えられてないゲームだと思います。
なので、よっぽど奇特な友人がいないとガチ対戦まではいけないでしょうね、対戦格闘ゲームの華はどうしても対人戦なので、そこのハードルが高いとなかなか……
まぁ、一人で遊んでる分には特に気にならないと思います。
友達とも適当にガチャガチャ遊ぶ分にはなんの問題もないでしょう!
説明書もユニークですし、まぁ300円以下なら買いじゃないでしょうか?
それなりのネタにもなります。

あ、レビューとは関係ないですが、僕はこのゲームを一緒に遊んでくださる方を募集しておりますのでよければどうぞ。(いない)

今回はレビューというより攻略っぽい記事になりましたが……やりこんでない対戦格闘ゲームなんて書く事なんて書く事ないしな! まぁ格ゲーの時は毎回こんなんになるんじゃないでしょうかね? 多分。