おかあさんといっしょの
収録に当選したものの、
肢体不自由だしどうしようかと
迷っていたので今後の誰かの
役に立てるかも、と公開。
娘は、6月生まれの既に4歳。
麻痺があり歩けません。
日常はハイハイと伝い歩き。
母の車でNHKまで。
事前に電話をして、車の
色とナンバー、手帳の所持を
伝えると駐車場の予約可能。
障害者用の予約駐車場に行くと
まさかのスタジオの真反対。
小雨っぽいから車で来たのに
これ、10分くらい歩いたけど。。
収録スタジオに一般人は
行かないからという設定なのかな。
スタジオ側の駐車場貸してくれたら
いいのになー、と思いつつ。
子供の服装は、下着が見えないこと
とか、ロゴがないこととか
なんやかんやあったわけで。
だからあんなシンプルになるのか。
うちは、赤いワンピースに
白いスパッツ、さらに
靴は装具を履かせました。
事前に、バギー型車椅子で
行きます、と連絡をして
まず出演可能なのかなどを
詳しく聞きました。
まず、車椅子で収録は、不可。
子供たちが走り回るので危ない。
さらにスタジオには狭いので
バギーの乗り入れも不可。
私が介助して抱っこで入る、
さらに歌と歌の間などの移動も
一番前の恥で私が介助すること。
それなら可能ですと。
後ろの絵は、壁ではなく
ついたてなので、捕まったり
寄りかかることはできない。
すなわち、娘は座るだけ?
座位が保てるのか、
大人しくできるのか、
言葉がわかるのか、とか
体のこと以外の心の障害も
ないのかも詳しく聞かれました。
うちは、知能は4歳レベルで
受け答え、大人が言ったことは
理解できます、と回答。
ちなみに、25組くらいかな?
並んで名前を確認するものは
全員用意してみせていました。
収録はというと、
泣いたりママから離れられない子も
何人かいたりで全くうつれず。
もちろん、それより頑張ったけれど。
本人には心のシコリができたようで
終わった瞬間に吹っ切れたようで
大泣きしていました。
皆と同じじゃない自分と
やりたかったことをできない悔しさ。
座って歌うところはともかく。
最後から二番目のダンスのところは
リハではノリノリでやっていた
本人も、本番ではまさかの。
係りのお姉さんに
「ここに座って風船落ちてくるの待っていてね」
と言われたようで。
踊りの間、踊ってはいけないのか
と思ったのか、フリーズ。
膝立ちもしてはいけない、と
思ったのでしょうね、かわいそうに。
子供って妙に真面目。
皆と同じようにはできないにしろ
待っててね、と言われたら
いい子の娘は待ちます、固まって。
お兄さんとの踊りは後ろで
ただ地べたに座らされる始末。
そのあと、全員が出て来て
皆でワイワイやる場面。
やっと終わり頃にお兄さんに
発見されたのか抱っこをしてもらい
介助して映してもらえたけど。
見ていて怒りで震えたし
そもそも泣いた娘を見て
私が泣きそうだったし。
全く同じに出られるとも
思っていないけれど子供だから
やんわり言ったら伝わらない。
ここで踊っていいよ、とか
動かないで腕だけ踊って、とか
いくらでも言えたと思う。
今後出る方はきちんとここを
重点的に打ちあわせるべきです。
まぁあちら側は、
危なくないように最善を尽くす、
というのが目的なので。
その目的は果たせたのかな。
なんにせよ、降ってくる
風船をもらったあと。
踊れなかったー、、、と号泣。
スタジオでても号泣。
疲れもあるのかもだけど。
楽しいはずの番組収録が
つらい思い出になってしまって
複雑な怒りと悲しみと、、、。
でも、頭ごなしに収録は
参加できません!とかではなく
バギー型車椅子での参加を
後押ししていただけた事と
何より当選させていただいて。
親子で、いい勉強になりました。
集合写真も買おうっと。