2012年11月15日『鹿鳴館伝説PART2~LEGEND OF ROCK MAY KAN』無事に終了致しました。
出演バンド様、関係者各位、何よりご来場いただいたお客様本当にありがとうございました。

これまでも10周年、15周年。僕が店長になってからも20周年、25周年の節目に記念イベントを開催の構想はあったのですが実現には至らず、2年前の30周年でやっと開催の運びとなったわけです。

鹿鳴館が鹿鳴館で存在して来られた集大成的な意味合いを持たせたイベントにしたかったので、2日間に渡り、初日に『MUCC、MERRY、Phantasmagoria、Versailles』が出演。2日目は『44MAGNUM、D'ERLANGER、DEAD END』と強力な面々に集結していただき大成功に終える事ができました。

昨日の『~PART 2』には、『Plastic Tree、CREATURE CREATURE、MERRY、lynch.』とブッカーとして手前味噌ではありますが、『ありそうでなかった競演』『何より僕自身が観たいイベント』として開催したかったのです。

ライブハウスがイベンターのみに任せて貸小屋状態になってしまってから、現在のライブハウス冬の時代は予想出来ていたように思います。

この際難しい話しは置いておきますが、今回出演の面々は鹿鳴館に直接資料を持ち込みライブハウスと一緒にライブを作って一緒に成長した言わば戦友です。
それは、入りの挨拶から、開演前・終演後の挨拶、退館時の挨拶からも感じました。
皆さん、鹿鳴館に出演していた時代と何も変わらないのです。
泣きそうになるくらい。見事に。

誤解を生んでしまうかもなので言っておきますが、勿論イベンター批判をするつもりは全くありません。
鹿鳴館でもお世話になっているイベンターも沢山居りますし、イベンター無しには実現不可能なイベントも沢山あります。

ただ、今回のイベントにはイベンターは入りませんでした。
全て鹿鳴館で仕切ったのです。本当に苦労しました。
僕なんか舞台監督ですよ。。。
鹿鳴館でなら似たような事はやってきましたけど、今回は慣れないデカイ会場とプロのイベンター業者の行き届いた対応に慣れているバンドですから大緊張です。
それでも、バンドサイドから、我が儘のひとつも出ませんでした。
どこぞの成り上がり若手バンドに見せてあげたい(笑)
まぁ、時代もあるのでしょうけれど、その時代を生き抜いて来た(行く)人達はやはり根がしっかりしていると思います。

今回、イベントの後も、各バンドの皆様や協力いただいた関係者の皆様と、少しですがTwitterなどを通してご挨拶が出来ました。
社交辞令ではないコメントに対して、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。

今回のイベント、鹿鳴館の心意気や挑戦がテーマでもありました。
第3弾はまだ未定ですが、これまでの様に、あの舞台に相応しく、何より企画者の僕が心底観たいと思えるバンドに出演要請をしたいと思っております。
また、『あのステージに上がりたい!』というバンドと言う戦友を増やせていけたらと思っています。

What did you still alive? It is a good question. More bright future.