4本目はピアチェンツァでメフィストフェレです。トロヴァトーレもアンドレア・シェニエもこのメフィストフェレもテノールが笑っちゃう程大声でした。高音になるととにかく大爆発します。その声は今のところまだカバーされているので抜けてはいませんが、中音以下に不安定感があるのでこの先どうなりますかね。理論的にわかっていれば大丈夫でしょうけれど。
バスも大声の持ち主で後半にシエピに似て来てホッとしましたが前半はちょっと品がなく気き辛かったです。学生時代に後輩の大声バスに師匠が「アンタの声は下品じゃー」と仰っていたのを思い出しました(笑)
ピアチェンツァはこじんまりした街ですがオペラにはとても力を入れていて欠かせない所です。

