私は運動音痴なのでスポーツは苦手なのですが、よく考えると我々も身体を使うのでアスリートと一緒なのです。先日ロッテの佐々木投手についての解説を聞いてなるほど、と思いました。
歌い手も20歳やそこらで立派な声である訳ない、いや、立派にしてはいけないのです。
生まれつきいい声であれば完成(老成)したキンキラ声にするのは実に簡単な事です。しかし、それはとても危険な事なのです。
美しい白鳥の前身はみにくいアヒルの子だというのを忘れてはいけないのです。白鳥になるまで、じっくりと育てなければなりません。
佐々木投手は甘やかされてると言われたそうですが、そう言えばうちもそう言われた事があります。
多分声の仕組みやメソッドをわかっていないのでしょうね。
今までそうした無理解さに潰されていった人達をどのくらい見て来た事でしょう。
それにまた受験生も可哀想です。18歳位で重厚な声を求められてもそれは無理です。だからはずれてでも立派なでかい声になってしまうのです。
ピアノも同じです。多少の才能があれば小学生でもう大人顔負けに弾けます。私は3歳から13歳迄は師に恵まれていたと思います。弾こうとすれば何でも弾けたけどあまり大曲はやらないように言われました。やはり身体の成長を考えたのでしょうね。
若い人達へ。コツコツとメソッドを積んで美しい音楽を奏でて欲しいとつくづく思うこの頃ですヨー😍
そして私自身もねー😍