責任感について | オペラ歌手くみバードの、ひたすらオペラな人生

オペラ歌手くみバードの、ひたすらオペラな人生

主催している「ありどおろ座」オペラ団の情報や合唱の練習など音楽家としての生活です。

今でも忘れられない事がある。

自分の責任感のなさに悔しい思いをした事。
それは小学6年生の時。

小学1年生の健康診断があり我々は手伝いに駆り出されていた。

これを言うと年がわかっちゃうが、我々の時はまだ暖房に石炭を使っていた。

この石炭ストーブが結構厄介で火が消えない様に気を付けなければならない。

多分冬だったのだろう、「ちょっと席をあけるけど火が消えない様に気をつけてね、小さな子が風邪ひいちゃうから」

と念押しされたのにも関わらずフッと見ると火が消えていた・・・

その時、私は何も報告せず知らぬ存ぜぬを通してしまったのだ。

信頼されていたからその責任の重さに耐えられなかった。

私は弱い人間だ。

その年になるまで何回もそういう思いをした。

そしてその時、もうこういう思いはやめようと心に強く誓った。

とは言うものの、それはとても大変な事だ。

しかし私なりのいい考え方に変えていった。

リスクを負わない演奏はない。

逃げていたら演奏できない。

うまくなりたかったら決して逃げない・・・と。

 

そこで・・・

11月~12月にテオドッシュウ女史を招聘するのだが結構苦戦している。

大変実力のあり、ヨーロッパを一世風靡した歌手なのにチケットの売れ行きが良くない。

だけど・・・・

私は逃げませんよ。

当日まで頑張り続けます!!!

 

12月2日19時よりトッパンホール

ヴェルディの夕べ

よろしくおねがいしまーーーす!