今でも忘れられない事がある。
自分の責任感のなさに悔しい思いをした事。
それは小学6年生の時。
小学1年生の健康診断があり我々は手伝いに駆り出されていた。
これを言うと年がわかっちゃうが、我々の時はまだ暖房に石炭を使っていた。
この石炭ストーブが結構厄介で火が消えない様に気を付けなければならない。
多分冬だったのだろう、「ちょっと席をあけるけど火が消えない様に気をつけてね、小さな子が風邪ひいちゃうから」
と念押しされたのにも関わらずフッと見ると火が消えていた・・・
その時、私は何も報告せず知らぬ存ぜぬを通してしまったのだ。
信頼されていたからその責任の重さに耐えられなかった。
私は弱い人間だ。
その年になるまで何回もそういう思いをした。
そしてその時、もうこういう思いはやめようと心に強く誓った。
とは言うものの、それはとても大変な事だ。
しかし私なりのいい考え方に変えていった。
リスクを負わない演奏はない。
逃げていたら演奏できない。
うまくなりたかったら決して逃げない・・・と。
そこで・・・
11月~12月にテオドッシュウ女史を招聘するのだが結構苦戦している。
大変実力のあり、ヨーロッパを一世風靡した歌手なのにチケットの売れ行きが良くない。
だけど・・・・
私は逃げませんよ。
当日まで頑張り続けます!!!
12月2日19時よりトッパンホール
ヴェルディの夕べ
よろしくおねがいしまーーーす!
