ディミトラ・テオドッシュウのコンサートを催すにあたり、
一つずつ動画を上げて私自身の思い出と彼女の本格的な声楽テクニックの素晴らしさを書いていこうと思います。
私が初めてテオドッシュウ女史の演奏を聴いたのは、確か2005年、ボローニャでの「イル・トロヴァトーレ」でした。ヌッチを聴きに行ったのですがこれが有名なテオドッシュウか、なかなかいいな、と思いました。
私がたまに歌手を批評しているものをお読みになっている人はおわかりでしょうが、私は歌手のはしくれですから歌手の技術の評価については自分も含め、100パーセントを目指す為とても厳しいです。
残念な事にソプラノについてはほとんどいい歌手に会ったためしがありません。
もちろんみんないい声は持っています。ただそれが技術がないために年を追うごとに褪せていってしまうのです。
彼女の技術は完璧と言っていいでしょう。
肺を圧迫して息を閉じ込めています。それによってボディが響き声の道が出来ます。
どうか若いソプラノの皆様!YOUTUBEを見て研究してください!
そして彼女のコンサートにいらして下さいネ。
「イル・トロヴァトーレ」のアリアを上げておきます♪