オペラの旅〜バルセロナ | オペラ歌手くみバードの、ひたすらオペラな人生

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主催している「ありどおろ座」オペラ団の情報や合唱の練習など音楽家としての生活です。




パリからは飛行機でバルセロナに移動。

勝手知ったる場所だと思っていたのだが、なんと連れ合いがとんでもない目に会ってしまった。

ネットで今バルセロナでは時計泥棒がいると情報では聞いていたのだが、

まさにそれに出会ってしまった。

とは言ってもその現場を見た訳でない。

ちょっと別れてショッピングをしていたのだが連れ合いが私達のいるお店に

「ドロボーに会ったよ」と飛び込んできたのだ。

何となく変な3人組がいるね、と注意していたのだが1人になった所を襲われたらしい。

襲われたと言っても腕から時計をひったくろうとして連れ合いがよけてひっくり返ったら驚いて逃げたらしいのだが。

ひっくり返った時に頭でも打ったら大変な事になったが腰をひねっただけですんだ。

人が結構歩いている商店街でその様な行為がどうどうと行われている事につくづく驚くばかりだ。


さてオペラは「ジョコンダ」。

いくらドラマチックと言ったってソプラノのあまりの声のデカさ(敢えてデカいと書く)にあきれ返ってしまった。

その点、恋敵のメゾソプラノ、ザジックは相変わらず素晴らしかったがちょっと恋敵というのにはどうかな?という感じだった。

巨大な階段を下りてくるのにテノールに支えられた格好は「老人介護」?と誰かが言ったのには笑えた。

翌日お弟子さん達が偶然ホテルの前でザジック女史に会って一緒に写真を撮って貰ったそうだ。

今70歳でこの間私達がメトで見たアムネリスがラストアムネリスだったらしい。

まだまだ歌えそうなのにね。