さて、今回のお目当ては「ランメルムアのルチア」と「ルイザ・ミラー」。
それにマルちゃんの「トゥーランドット」もあってご機嫌な演目だった。
「ランメルムアのルチア」はグリゴーロの役作りにまたもや感心させられた。
ルチアが狂乱していく様が彼の演技によってよーくわかるのだった。
暴れまわって自分を殺せと剣を逆手に持って迫る様はあまりにも楽しかったので、
この場面が終わって一緒に行ったお弟子ちゃん達と大いに笑いあってしまった。
その後のルチアの狂乱の場は実に美しい音楽だ。
一見大変そうだが実はそんなに難しくないと思う。
抒情的表現やアジリダは発声の技術があればクリア出来る。
ただ私はES音は出ない(出す気がない)ので舞台にのせた事はない。
そして今までに満足したいい演奏を聞いた事もない。
案の定今回のソプラノちゃんも美人なのだけど残念な結果だった。
よくある歌も演技も上っ面・・・
ま、観客には可愛いからわからないだろうけどね。
大好きなオペラを2回も見てしまって大満足!
これこそビューイングにして欲しかったなー♪
