何も結婚が人生の終着駅である訳ではないのですが、
やはり人生の大きな節目ではあると思います。
なので今回も今までの彼女との事など色々考えてしまいました。
彼女には歌と伴奏法を教えています。
伴奏は我々歌い手にとって必要不可欠であるのに、
なかなかいい伴奏者に出会うことがかないません。
これは歌というものが音楽の根幹であるにもかかわらず、
歌を理解している人が少ないからです。
歌い手(メロディ)をつぶす事なく最大限に生かし、
また自分も生き生きとした音楽を作り上げる、
お互いに探り合うのではなく察して信頼しあう・・・
これが伴奏だと思います。
楽器の子は小さい時から師匠という大人と個人的に接しているせいか、
歌の子よりきちんとしている子が多いです。
私自身はちゃらんぽらんでいい加減な人間ですが、
3歳から習い始めたピアノや歌のレッスンを休んだ事も遅刻した事もありませんでした。
彼女も私と同じで遅刻なんかしたらすぐ頸になる様な厳しい世界にいたという事です。
始めのうちその真面目さが、彼女の音楽を少しつまらない融通のきかないものにしていたかもしれません。
人生においてもそうだった様な気がします。。
しかし、彼女は着々と成長していきました。
これからも着々と我々の理想に向かって歩んでくれると信じています
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