いよいよオペラ公演が一か月を切ったのでここで一言！
一応私が取り仕切っているしもう歳だから言ってもいいでしょ。
オペラというのは沢山の人がかかわるので練習でも人から注目される事が断然多い。
それでかなんかわからないけど、人の事を心配と称して色々言う人が出てくる。
あの人が動かないから歌えない・・・
あの人が歌わないから歌えない・・・
これは一種のパニック現象らしい。
昔、学生の時、急に
「みんなはイタリア語が出来ていないからイタリア語の授業に出ましょう」とお節介な同級生が勝手に決めてしまった事がある。
わからないならイタリア人のマエストロに聞くから私は出ない、忙しいし、と言ったら、
「ほらね、こういう人もいるのよ」とさも私が不真面目みたいに言われて悔しい思いをした。
今から思えば彼女が一番出来てなくてパニックだったらしいが、
何故人を巻き添えにするのか今でもわからない。
自分がきちんとやればいいだけではないのか？
私なんてね、
本番で全く違う事歌われようが全く違う動きをされようが全然平気だね。
だってはなっから信用してないもの、人の事なんか。
信じているのは自分だけ。
相当性格悪いね、私って。
でも人の事ああだこうだ言ってるよりいいんじゃない？
それに今は出来なくてもきちんとやってる人は本番で恐ろしい力が出るものなのよ。
人を甘く見たらアカンよ。