21日にテオドッシュウのトラヴィアータを東京文化会館で見た。
実を言うとトラヴィアータというオペラはあまり見に行きたいオペラではない。
難し過ぎるのか発声的にも音楽的にも、演技的にもいい演奏にお目にかかった事がないからだ。
次から次へと押し寄せる音楽に高度な発声の技術や繊細な神経がないと
ただギャーギャー歌っているだけになってしまう。
僭越ながら私も昔ヴィオレッタをやった事がある。
その時はあまりの大変さに神経をやられたのか、
初めて金縛りに会い、オバケ様の訪問を食らった(+_+)
さて、結論から言うとテオドシュウは素晴らしかった。
今まで女性でこんなに発声や音楽を考えている人にお目にかかった事がない。
確かに数年前から彼女は技術のスタイルを変えている。
わからない人にはただ声を小さくしただけに聞こえるかもしれない。
だがその変化したスタイルは技術的にすべて理論に裏付けられている。
最近の歌手ではめずらしくカヴァリエ以来ではないだろうか?
連れ合いによれば約40年前来日したパヴァロッティのボエームの時に似ていると言う。
後ろから曲がって細く出てくるので一見引っ込んでいるが、
その声は忘れられない程美しくどこまでも飛んできたそうだ。
つまり点が定まって声の方向が前側ではなく中側に向かっている。
しかし・・・・日本の批評は芳しくなかった。
今日いらしたお弟子さんは「声の道が見えました」と、とても感激していた。
わかってくれたのか、と大変嬉しい。
と言うか教えているんだからわかってくれないと困っちゃうけどね(*^_^*)
実を言うとトラヴィアータというオペラはあまり見に行きたいオペラではない。
難し過ぎるのか発声的にも音楽的にも、演技的にもいい演奏にお目にかかった事がないからだ。
次から次へと押し寄せる音楽に高度な発声の技術や繊細な神経がないと
ただギャーギャー歌っているだけになってしまう。
僭越ながら私も昔ヴィオレッタをやった事がある。
その時はあまりの大変さに神経をやられたのか、
初めて金縛りに会い、オバケ様の訪問を食らった(+_+)
さて、結論から言うとテオドシュウは素晴らしかった。
今まで女性でこんなに発声や音楽を考えている人にお目にかかった事がない。
確かに数年前から彼女は技術のスタイルを変えている。
わからない人にはただ声を小さくしただけに聞こえるかもしれない。
だがその変化したスタイルは技術的にすべて理論に裏付けられている。
最近の歌手ではめずらしくカヴァリエ以来ではないだろうか?
連れ合いによれば約40年前来日したパヴァロッティのボエームの時に似ていると言う。
後ろから曲がって細く出てくるので一見引っ込んでいるが、
その声は忘れられない程美しくどこまでも飛んできたそうだ。
つまり点が定まって声の方向が前側ではなく中側に向かっている。
しかし・・・・日本の批評は芳しくなかった。
今日いらしたお弟子さんは「声の道が見えました」と、とても感激していた。
わかってくれたのか、と大変嬉しい。
と言うか教えているんだからわかってくれないと困っちゃうけどね(*^_^*)