マルゼンやタナカのM870やM1100のショットガンをお持ちの方。
「シェルキャッチャー(カートキャッチャー)」って使ってますか。
インドア派の私は、いつも(西部警察の大門団長)のように、家の2階自室でビシバシ撃ちます。
すると・・・。
床にシェルが落ちます。
床も傷つくし、シェル(リム)もへこみます。
下の1階のキッチンに立つ妻に『うるさい!』と叱られ、私の心もへこみます・・・。
でもショットガンってこれがいいのよね。
「シェルを拾う姿」はまるでミレーの『落穂拾い』のような”哀愁”を感じます。
エモい。
さて、
私のコレクションの中で、"マルゼン製 Remington M1100 REVISION"があります。
特にオートマチックなのでシェルがガンガン飛んでエラいことになります。
そこでインドア派の私は、Amazonで購入した安いカートキャッチャー(回収ネット)を使用しています。
こういうものはサバゲーでも必需品でしょうね。
でもこれ、2つほど難点があります。
一つはボルトコッキングの時にネットをそっとずらして指を入れてコッキングしなければなりません。
この時にベルトが緩みがちでズレます。
二つ目は、もっと重大です・・・。
そもそも構造上、カートキャッチャー自体が満タンになると、貯まったシェルがエジェクションポートを塞いで当然ジャムが発生します。
しかし・・・それどころか、このカートキャッチャーは・・・。
1発、2発と撃ってるうちにシェルの重みでネットが垂れてしまい、
いずれネットがシェルの排出を妨げてジャムが起こります!
インターネットで調べると、どうやら”垂れの予防対策”としては『内部に骨組み構造が必要』ということでした。
『ネットの内側にワイヤーで骨格を作る』とか『100円ショップのタッパーを一部カットしてネット内に取り付ける』など。
いずれ、このバンド1本で固定しているので不安定です。
ガシャガシャしてるうちにエジェクションポートからズレますのでシェルが引っかかります。
ちっくしょー!!
逆にストレスがたまります。
ふとネットで『KM企画 M1100用カートキャッチャー&シェルストックポーチ』っていう商品を見つけました。
なんと「5,000円」もしますが箱型のしっかりした形状でいいですね。
でもうちのM1100 revisionはそもそも”ストックがない”のでこの「ストックポーチ」は必要ないですね。
しかし「5,000円」は高いですね・・・。
なんとか自作できないでしょうか。
自作している方がいると思いインターネットで調べてみました。
- 『100円ショップのゴミ箱とネットをくっつけて取り付ける』
- 『樹脂板でBOXを作りネットをくっつける』 などなど・・・・。
ここで、一番の問題点があります。
結局、”M1100”の場合は「シェルを回収する」だけじゃなくて、「ボルトをコッキング」できなければなりません。
もし『KM企画デザイン』を参考にするならば、普通のチャック(ジッパー)かベルクロ(マジックテープ)で開けられるポーチがいいですね・・・。
たぶん、ミリタリー風のポーチなら1,000~2,000円程度で売ってます。
何かいいものはないか・・・。
”骨格のしっかりしたへたらないポーチ”・・・。
!!
”旅行用”として家にあったインナーポーチを思い出しました。
旅行バックに入れるくらい、潰れないようにきちっとしているのでへたらないし。
黒、ナイロン製のコーデュラ生地でなんとなくミリタリーっぽいし。
どうせ”コロナ窩”でなかなか旅行行けてないし・・・。
どこでいくらで購入したかも定かではありません。
これ一見、”弁当箱”に見えますが・・・眼鏡とか化粧品入れだったかな。
このポーチを加工してカートキャッチャーを作ることにしました。
〔準備するもの〕
- ポーチ(箱型で枠がキチっとしててへたらないもの、ジッパーがあるもの:時価)
- ハサミ、カッター、ライター
- 旅行用簡易バンド(100円ショップで売ってる、太さは2cm前後、ベルクロでもOK)
この旅行用簡易バンド(万能ベルト)はDAISOで110円(税込)です。
〔作製方法〕
①銃の排莢部(エジェクションポート、ダストカバー)のサイズより一回り大きく、四角形にカッターとハサミで切る。
②切った縁はライター(チャッカマンタイプ)で炙ってほつれができないように固める。
しっかり処理するとすれば縁を糸で縫って補強する、もしくは接着剤で固めるといいでしょう。
③バンドやベルクロの太さに合わせ、ポーチ4ヶ所に切り目を入れる。
このときトリガーなど銃の動作に邪魔とならない位置で慎重にカットしましょう。
④2本のバンドを縦方向にポーチへ通し、長さを銃に合わせて切って完成。
これはナイロンバンドなので、切った縁は火で炙るか瞬間接着剤で固めるといいでしょう。
どうでしょう。 サイズ感はピッタリだと思います。
即席ポーチなので”すごくかっこいい”とは言い難いですが、
エジェクションポートより一回り大きめの口で余裕があります。
シェル装填も問題ありません。
しかし、TVで所ジョージさんがよくやっている『クアッドロード(Quad load technique)』は、ポーチが邪魔で難しいと思います(T_T)
そもそもこの”REVISION”は装弾数3発ですね・・・。
シッパーがついているので、カパッと開けてボルトコッキングも可能です。
旅行用のバンドなのでタイトに締められ安定性も良好です。
ポーチの取り外しも簡単です。
このポーチだと15~20発程度は余裕です。
これ持って旅行へ行けちゃいますねぇ~。
試しに”レミントンM870”につけてみたらショットガンではコッキング時のフォアアームの邪魔になってしまうので注意が必要です。
また、M1100 Revisionと比べて、M870のレシーバー部が角ばっていない(丸っこい)ため、貯まったシェルの重みでバンドがズレやすいです。
しかも写真のように、トリガー部にかかってしまい邪魔で仕方がありません。
銃にあわせてポーチサイズや切り目の位置に注意する必要があります。
よって、M870に使用するにはもう少し工夫が必要ですね。
★【今日の結論】★
今回の総費用は・・・「110円!」 (※ポーチ代含まず)
安い!! 簡単!!
出来具合はポーチ次第だと思います。
ミリタリー系のポーチでも1,000~2,000円前後で黒、迷彩、サンド系などシンプルで似合うものもたくさんあると思います。
ある日、いいものを見つけました。
↓無印良品にて↓
「無印良品」の旅行雑貨コーナーで同じようなポーチ(税込1,290円)を見つけました。
↓意外と”奥さんが持ってる化粧品ポーチ”なんか、おしゃれでいいですね(?Dior)。
妻『ちょっと~やめてよ(怒)!!』
以上です。