私が小学生~中学生頃となると、もう30~40年前になるのでしょうか。

 

当時はまだまだエアーガンが主流でした。

 

そしてMGCのベレッタM93RキャリコM1000のようなセミオートガスガンがまず発売され、その後ガバメントやベレッタ、S&W等もでましたが、”スライド固定式”がほとんどで”ブローバック方式”はありませんでした。

  

 

さらに、エアタンク使用のフルオート(JACのスターリング等、BB弾が霧吹きのように飛んでいく)、乾電池式フルオート(WAのヤティーマチック、MGCのMP5等)ガスガンとかありましたね。

  

フルオートガスガンなんて高価で買えませんでしたが、友人らの物を借りて遊んでました。

 

リボルバーはガスでもエアーでも結構リアルに再現されていて、カート弾を込めたり、スピードローダー買ったり、スイングアウトしたり・・・映画やドラマのワンシーンを再現できて、ほんと楽しかったですね。

 

 

”サバイバルゲーム”も現在の電動ガンのように激しいサバゲーではありませんでしたが、近所の空き地や山、川辺で走りまくって遊びました。

 

おまわりさんに何度か注意された(職務質問)記憶もありますが、あの頃はいろんな意味で寛容な時代でしたね。

 

 

 

さて、古き良き時代の宝物として、年末の大掃除で出てきました。

当時近所の模型店で購入したマルシン製 Smith & Wesson M686 ガスリボルバーを今でも大事にしています(とっておいてるだけ)。

今はこういうのを「貫通シリンダー」として規制対象になってしまい、安全なカートリッジやシリンダーに変更されているんですね。

 

このシリーズは、大人の事情(版権・使用権)問題でバレルやフレーム刻印が異なるものがあるようです。

 

”最初期モデル”と”現行のXカートリッジモデル”の間に発売されたモデル(ブリスターパックのような廉価版)らしいです。

 

『SMITH & WESSON』→『SMITⅡ & WLSSON』とか、『S&W』→『S& 』とか、『MADE IN USA』→『MADE IN JSA』などメーカーが工夫を凝らしています。 

  

 

(M586のネットオークション画像の抜粋)

まるで”ひと昔前の中華製品”みたいですね。 「SMITⅡ」って「スミツ」と読むのでしょうか。

 

 

私の最初期モデルは問題ないようです。

 

 

 

さて、当時たくさん買った「プラカート」ですが・・・

久しぶりに外箱を開けてみると、なんとカートリッジがぁ~あああああ~。

プラ劣化で欠けているぅぅぅ・・・。

 

パッキンもパッキパキです。

 

やはりちゃんとメンテすべきですね。

 

でも、ちゃんと袋に入れていたプラカートや別売の真鍮カートは生きていました。

久しぶりなのでしっかり磨きましょう。

 

 

 

このポンコツでも初速は40m/sは出ました。

 

久しぶりに外で撃ってみたら、風に煽られ弾道が右へグニャっと曲がりました。

 

今や”HOP UP”も常識ですよね。

 

しかし「アップ」どころか、「カーブ」「スライダー」みたいな弾道です。

 

当時、一緒に発売されたマルシン純正別売スコープがありましたが。

 そもそも「的に当たる精度」があったのか疑問です。

 

 

最近のマルシン製 S&W M586/M686グリップが黒の「デイビス風グリップ」になっているんですね。

これって、『あぶない刑事』タカ(舘ひろし)が持ってたM586のグリップですかね? 

懐かしい、ダンディー鷹山とセクシー大下のコンビ。

タカは2丁拳銃でM586とM49を持ってましたね。

 

今更ですが、かっこいいですね。

 

「実物のデイビスグリップ」は高価で入手困難です。

 

各社モデルガンやタナカ製ペガサスシリンダーと異なり、マルシン製ガスリボルバーはグリップにガスタンクがあるので加工しないと難しい・・・。

 

ネットで調べてみると、『現行グリップ(Xカートリッジ)も旧式グリップと同様サイズなので交換可能』という書き込みを見かけました。

 

ウズウズしてきました♪

 

昨年(2021年)2月に”M586/686ガスリボルバー”が再販されたようなので、グリップパーツがあるのでは?

 

 

 

早速またマルシンさんに聞いてみました。

 

 

今日の本題です。

 

「旧式M586/686グリップと現行M586/686グリップの互換性はありますか?」

 

すぐお返事メールが届きました。

 

『旧タイプから現行タイプへと至る間に細部の設計を見直しした関係上、互換性はありません。 また当公式HP・公式Twitterに記載のない情報に関しましては保証いたしかねます』という丁寧なお返事でした。

 

えぇぇぇ~!? 

ガスタンクとグリップを見た感じでは、取り替えられそうな気がするよ~!

 

 

ワタシハ アキラメラレマセン。

 

後日、マルシン工業へ部品を問い合わせたら『木製グリップは在庫なし、プラグリップは在庫あります』とのことでした。

 

いいんです、今回は『WOOD』じゃないんです。

 

プラグリップとスクリューセット2個、送料をあわせて「5,800円」を現金書留で送付。

 

パーツは数日で届きました。

一か八か。

 

恐る恐るパーツを合わせてみましょう。

ん?  んん??

『こ、こいつ動くぞ!』ではなく『こ、こいつ付くぞ!』です。

 

おおおおお~!!付くじゃんコレ!! マルシンさ~ん!!

 

 

 

しかし、ここで・・・あることに気づきました。

 

まさか、ガスボンベのノズルが届かないのでは・・・?

 

『ドラえもん、どうしたらいいんだい?』

タケコプター

 

いや! ノズルアダプター!!

これ、何の銃に付属していたものでしょうか。

うん、ほっと一安心です。

どうも、Xカートリッジのバージョンにはこういう「アダプター」が付属されているようです。

 

 

 

いいですね~いいですね~!

  

特に加工せず、ちゃんと換装できました。 

 

まずまずぴったりです。

 

 

 

★【今日の結論】★ 

旧式ですが、『やればできる子』でした。

 

「互換性はあります」が、「ノズルが問題」でした。

 

「タカスペシャル」のつもりですが、これはM686とM649なので色違いですね・・・。

 

以上です。