もしあなたが”狩人(猟師)”なら、『ウッド/WOOD』と聞いただけで胸がときめくはずです。
木の香り、肌ざわり、色合い・・・
食べはしませんが、五感を刺激しますよね。
30年前に発売されたマルシン製モスバーグM500には、前述の『vol.2 ~種類・バリエーション~』の通り、多くのバリエーションがあることについて述べました。
今回はその木製グリップや木製ストック(ウッドグリップ&ストック)についてお話したいと思います。
①「マリーナリミテッド: Mariner Limited」
これは”焦げ茶色”になるのでしょうか。
かなり渋めの印象ですね。
②「Woodstockバージョン/Woodstock SET(オプション)」
これは”明るい茶色”で多くの銃で見かけるタイプのウッドです。
年数が経過するとややベタツキがでてくるコーティングです。
③「ローズウッドストック: Mariner Limited Rosewood Stock」
これは「Rosewood」の名の通り”赤茶色”ですが、ライフルには珍しいような気がします。
よくハンドガンのグリップで見かけるタイプですね。
④「クルーザーウッドスペシャル: Cruiser ”Wood Special”」
ショットガンのピストルグリップが木製という珍しいモデルです。
フォアグリップも「シューティングタイプ」となっております。
これも色味は”赤茶色”でローズウッドなのでしょうか。
⑤「スラッグスターマキシ: Slugster Maxi」
シリーズ中、一つだけ所有していないのでよくわからないストックです。
最も薄目の木目に見えます。
まぁ、好みによると思います。
いずれも何の木材で作製されているのかわかりませんが、
↓面白くて集めてしまいました。
ショットガンやライフルなど長物1つのシリーズでこれほどのウッドストックバージョンがあるシリーズってありますでしょうか。
このメーカーさんはよくこんなに作ったなと感心します。
フォアグリップ(先台)は「コンバットタイプ」と「シューティングタイプ」があります。
本体のバレルやレシーバーの色がブラックかシルバーに合わせるとなると・・・いろんな楽しみ方があると思います。
どんなエアガンでも”木製”は限定品扱いなので値段が高いですよね。
マルシン製モスバーグM500でも当然オークションでは相場が上がります。
よって”ジャンク品”をお勧めします。
なぜかというと”木製”はジャンクで凹みや傷だらけだとしても、「紙ヤスリ」と「ワックス」があれば復活します。
傷や凹みの部分は粗目の紙ヤスリで削り、徐々に全体的に細かい紙ヤスリへ。
あとは全体にワックスなどで仕上げれば、木目が綺麗に蘇ります。
欠損部や割れ目には「木工用ボンド」を使用して、「ヤスリ掛けした粉カス」をまぶすように埋め、表面を紙ヤスリで仕上げればある程度の修復は可能です。
しかし、”プラスチック”だとこうはいきませんね・・・。
vol.5へ続く・・・