こんにちは!
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
箱で空間を作るハコニストの姥澤です
「りんご箱」と言えば
通常は赤松材を使用していますが、、
りんご農家のお客様で
たまに「杉のりんご箱」を
頼まれる方もいます
なぜ、杉箱を好まれるかと言うと
それは、「軽い」から
高齢で重いものを持つのが
大変だということで
赤松より軽い杉の箱にする
ただ、実際りんご用で使われる
杉箱は、妻板は赤松材を
使用しています
りんごを入れた状態で
20kgくらいの重さになりますが、、
それを何段にも重ねていくと
最下部の木箱には
相当な荷重がかかるので、、
妻板だけは
赤松材にしています、、。
インテリア用の杉箱は
りんごほどの荷重は
掛からないという前提で
妻板も含めてすべて杉材
表面はプレナー仕上げ
人工乾燥しているので
寸法も安定していて
表面もツルッとしてます
サイズはりんご箱と一緒ですが
重ねてシェルフや書庫として
使用することをメインに考え、、
取手の部分をなくして
タテヨコぴったり
合うようにしています
りんご箱のサイズは
尺モジュールがベース
ざっくり言うと
1尺×1尺×2尺
センチに直すと
幅30×高さ31×奥行62cm
建築の図面はメートル法で
書かれていてmm単位
ですが
実際は尺モジュールを
ミリに置き換えているだけなので
実際は尺モジュールが
今でも日本の建築に生きています
人体寸法に基づいているので
「尺」って
使いやすいんですよね〜
畳1畳で1人眠れる広さ
前腕で1尺とか、、
それで建築とも親和性が高い
3列で約6尺(1860mm)
高さ方向は
3段で約3尺(900mm)
4段で約4尺(1200mm)
実は「木のはこ屋」で
最も売れているのが
杉のりんご箱(SB20KN)
一段で横に並べて
テレビボードとして使ったり
4列で4段に積み上げると
シェルフにも変化します
ハコで空間を作っていくのは
パズルのようで面白い(^^)
是非、試してみて下さい