こんにちは!
今日は一日、学生さんと
向き合った日でした
午前中は明治大学農学部の学生さんを
ショールームと工場に案内して説明
毎年、学生さんや観光で来られる方に
施設内を案内してるので、自分としては
あまり苦にならず、自然に話せているかな、、
りんご箱は夏場の7月〜9月頃まで、
生産を休んでいるんです。。
なぜかというと、りんご箱の材料は
ほぼ国産のアカマツ材を使っていますが
暖かくなると青変(あおへん)が入るので。。
青変とは、木材にカビが原因となって
黒っぽく色が入ってしまう現象
それを避けるために暖かい時期は
生産を休んでいます
せっかく、見学に来る学生さんに
職人が箱を作っている様子を
見てもらいたいと思っていたが、、
10月に入っても製材所から
まとまった木取り材が入らず、
ヒヤヒヤしておりました^^;
数日前に入荷してきたので、
なんとか間に合って良かった!
職人の勇姿を見てもらえる(^^)
夏場は新箱(新しく作る木箱のこと)
生産をストップしていますが、
職人の仕事を確保するため、、、
売れない古箱(中古の木箱のこと)を
バラす作業をしてもらっています
古くなった箱の釘はサビていて、
抜けにくいため、ブーブーいいながらも、
頑張ってやってもらってます
10月に入って、バラシの作業から
新箱を作る作業に移ると、職人達の表情が明るく
嬉しそうなので、こっちも嬉しくなります
そんなノッている状態の職人たちの
作業を学生さんは感心しながら
興味深そうに見ていました
倉庫を見学して、天井いっぱいに
積み上げられたりんご箱を見て、
皆さん驚いており、、、( °o°)
生徒からすかさず質問が飛ぶ!!
「一番上の箱はどうやって積むんですか」
「あれは、2段積んだ箱の上に
2段分を乗せるんだよ」
「ヘェ〜なるほど、、、」
「あれもコツがあって、傾いた場合は、
桟木などを挟んで、調整するんだ」
「ヘェ〜」(感心する生徒たち)
倉庫の見学も終わって、
次はいよいよ自分たちで実際に
ミニ木箱を釘打ちして作っていく
作り方を説明しながら、
箱打ちワークショップがスタート!
「この中で釘を打ったことがない人」
「 ... 」
さすがに、それはないか
悪戦苦闘しながら、しだいに
箱が出来上がっていく。。
作り終わった人から、
スタンプ押したり、絵を描いたり、、
最小限のスタンプにとどめて
シンプルに仕上げる人もいる。。
箱打ちワークショップを見ていると
それぞれの個性があって、
その人の人となりが見えて面白い
また、釘を打つ作業が意外と
気持ちが良くて、無心になれるので
精神を落ち着かせる効果が
あるんじゃないかって思っています
今日は午前中に大学生のワークショップ
午後は高校で70分くらい講話してきて、、
大忙しの一日だったけど、
学生さんたちとの関わりが
すごい新鮮で沢山パワーもらいました(^^)
皆さんに感謝!!