東京都羽村市ピアノ教室の島岡多恵子です。



前回は【自分の気持ちに対する正直さ】についての記事を書きました。




自分の気持ちに敏感になっていくと
【他者の気持ちにも敏感になる】
ということについて書きたいと思います。




私はレッスンを通して、日々様々な年代の方と接しています。



生徒さんの年代別の割合としては、
小学生が一番多く
次に幼児、中学生
そして大人の方
となります。



自分が教え始めた頃は、まだ娘が小さかったので、
一番小さい生徒さんでも、自分の娘よりは大きいお子さんを教えていました。



そして年月を経て、自分の娘より小さいお子さんを教えることの方が多くなってきました。



年月が経つ間に、親としての経験が増え、
いつしか生徒さんも自分の子供と同じような感覚になっていたことに気付きました。



今私が言っている「自分の子供と同じような感覚」というのは、
こちらの言うことをきいてもらう
という悪い意味でのことです。



子供が思春期に入り、
こちらの言うことをきいてもらう関係ではなく、
子供の意思を尊重する
と言う体験から、
生徒さんにも同じことをしていて申し訳なかった、という気持ちが湧いてきました。




そして前回の【正直さ】でも触れた通り、
ある生徒さんとの出会いから、
人対人
の関係へとシフトしていこうと思いました。



自分に正直になることで、自分の気持ちに敏感になる。
これは、【他者の気持ちへの敏感さ】と比例する、ということに気付きました。



色々な方と接していく中で、
人は相手に合わせて【チューニング】を無意識にしていると思うのですが、
このチューニングの精度が上がっていくように感じます。



自分に正直になることで、得られた気づきだなと思います。


これからも気づきがあれば、また記事にしたいと思います。