早期支援教室(個人) 4回目

いつも通り
一緒に教室に入ったんだけど
なんだか
ちょっとビビっているあおちゃんおねだりアセアセ
 
前回まで普通に遊んでいた
レジスターのおもちゃ
………
急に
『ピッ』っていう音が
怖くなったみたいもやもや

ママにくっついて
『こわいこわい』のベビーサインおねだり

なんでだろう??
と、思っていたら

先生が
『今まで無意識に聞いていた音に
ふと意味があると気づいた時
(この時間に必ず鳴る)
(こうすると音が鳴る)
急に怖がる子がいる』
と。。。


レジスター
あおちゃんの体に当てて
『ピッ』ってしたら
怖がりだしたの

『ぼくにくっついたら音がなった大泣きもやもや

これが原因か?凝視

怖い思いをさせちゃって
ごめんよ悲しい悲しい悲しい






スター短期記憶スター

聞こえにくい子は
遊んでいたおもちゃから
他の物へ気が逸れると
(ハト時計が鳴った
救急車のサイレンが聞こえたなど)
今まで遊んでいたおもちゃに
戻ってくる事が難しい

目の力が強いので
新たに見たものへ興味が移ってします


記憶のフックに引っかける事が大事!
下矢印
大好きなママと遊んで楽しかったニコニコ
また遊びたいなーニコニコ

大好きな人との関わりが重要グッ

これが
どうでもいい人で
あまり楽しくなかったら
記憶に残らずら通り抜けてしまう




もう少し大きくなって
会話ができるようなってからの話になるが
記憶のフックに引っかかるには
聞いたことを他の人に説明する事で
記憶に定着しやすくなる

『インプット→アウトプット』

にっこり『ねぇねぇ、どうして笑ってたの?』
ひらめきA『〇〇が面白かったんだよー』

にっこり『ふーん』

ここで終わらせない

ひらめきB『Aさん、どうして笑ってたんだって?』
にっこり『〇〇が面白かったんだってー』
ひらめきB『そっかー』


このやりとりで
『インプット→アウトプット』を
鍛えてあげるグー気づき






電球先生からのお話電球


●絵本の楽しみ方


①イメージを持たせるための
工夫をしてあげましょう


ちょうちょはらぺこあおむし編ちょうちょ

はらぺこあおむしの絵本のおもしろさは
食べるものを食べて大きくなる繰り返しと
ちょうちょになる驚き

聞こえにくい子にとっては
前貢の絵と次貢の絵との関係や
絵に表されていない内容の変化が分かりにくい

★小さいあおむしが
どんどんものを食べて大きくなった

★さなぎになってぐうぐう眠っている
その中にあおむしが入っていた

★ぐうぐう眠っていたあおむしが
キレイなちょうちょになった

これらの内容は
絵本の絵からは分かりにくいが
工夫することで、十分伝えてあげられる

イメージをもたせ興味を喚起するために
あおむしを作ってみるのも良い!





絵本を読みながら
絵を見ながら
↓↓
『さなぎさん、スヤスヤ』
『スヤスヤ、ねんね』
『ずーっと、ねんね』

『あ!おはよう、ちょうちょさんになった』
丸まってさなぎになってみる!


『りんごをたべたね』
『なしを食べたね』
……
『いっぱい食べたね』
『あおむしさん、大きくなったね』
食べるまねをして大きくなってみる!


『ヒラヒラちょうちょ』
『お花どこかな?』
『むこうに行っちゃった』
ちょうちょのまねをして飛んでいく!





②家族のみんなで役割を分担して
動作化してあそびましょう


おじいちゃんおおきなかぶ編ねずみ

おおきなかぶのおはなしは
おじいさんが次々と助けを呼んで引っ張るという
楽しい繰り返しの内容

場面を追うごとに
子どもの感情が高まっていき
自然な良い声や自然な口まねを誘うやすくなる



★劇遊びをしよう

家族でや役割を決めて
『うんとこしょ どっこいしょ』と
みんなで元気に声を出しながら
『ぬけないなぁ』
『こまったかなぁ』

『そうだ、〇〇をよぼう』
『〇〇おいで』
『ぬけた』
など簡単なセリフに
ふんばったり、困ったり
うれしくてとびあがるなどの表情を
オーバーにつけてやってみましょう!


★人形遊びをしよう

劇遊びの前後に
人形で操作して楽しく遊びましょう

①絵本の絵の上に一致させた人形をのせる
②全部の人形の中から『〇〇おいで』と
呼びかけて、順番に連れてくる
③抜けたカブをおもちゃの包丁で切って
みんなで分けて食べる

などで楽しく遊びましょう!







●絵本で遊びながら


絵を指さしできるようにしましょう
(絵本でやりとり)


指さしを促すのに絵本はとても良い教材

絵本を見ながら指さし
自分から『あれ これなんだろう?』
という意味の指さしをしたり
『お母さん、これ何?』
という質問するような表情を
見せたりすることもある

大人が子どもの表情から
言いたいことをくみとって
『これ、なにかな?』
『〇〇どこかな?』
と身ぶりをまじえた尋ね方を教えたり
『これ〇〇ね』
『〇〇するよ』
『あ、ワンワン』
『おうちでネンネね』
と指さしを交えての答え方を伝える

子どもが指さしではなくも
絵本に手を出したり触ったりしたら
『そうだね、ワンワンいたね』
などと言いながら
大人がそのすぐ近くで
指さしをしてみましょう!

下矢印下矢印下矢印


①繰り返しの絵本

おじいちゃんおおきなかぶ編ねずみ

『チュウチュウ いたね』
『ねずみさん いたね』

『わー カブ おおきいね』
『おおきいかカブだね』

『ニャオニャオ どこかな』
『ねこ どこかな』




②一つのページにいろいろな絵が
書かれている絵本


にっこり猿さる猿を指さす
ひらめき→『ウキッウキッ』
『さるは ウキッウキッだよ』


にっこりゾウぞうゾウを指さし
腕を鼻のかわりにしてふっている
ひらめき→『ぷらーんぷらーん』
『おはなが ながい ぞうさんだね』


ひらめきトラライオントラの身ぶり
にっこりトラライオントラの絵を指さす
ひらめき→『ガオーのライオンさん』
『こわいこわいだね』


このように指さしから
会話を広げていく