きこえの発達
①検知
音があるときに反応する
音に注意を傾ける
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②弁別
2つ以上の音の違いを弁別する
それぞれの音に対応する振る舞いをする
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③同定
きいたことばを再生できる
(最初はなんとなく、少しずつ正確に)
●音のイントネーション
●音の強さと高さ
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④理解
ことばの理解
(状況やジェスチャーなどの視覚的な手がかり無しで)
検査結果から
あおちゃんは同定・理解の段階
あおちゃんからことばでの発信があったり
ママが話しかけた際にお返事をしてくれてり
少しずつことばでのやりとりが
できるようになってくる段階
次の理解の段階へ進むために
おうちでの関わり方や
ことばがけについての
コツを教えていただきました
①楽しい活動の中で、繰り返し、明瞭な声で
話しかけてあげましょう
(継続)
まだまだことばを獲得していく途中の段階なので
なるべく聞き取りやすい話し方を心がけましょう
●明瞭な声で少しボリュームをあげて話す
●できるだけ静かな環境を作る
●短い文章で話す、単語で話さない
●一人二役をとる
●擬態語・擬声語を使用する
② 細かなところまでことばがけをしましょう
あおちゃん自身が成長し
色々分かることが増えてきているので
同じことでも今までよりも
細かなところまで言語化しても
理解できるようになってきていると思う
●お茶を飲む時
今までは
『ちゃちゃ飲むよ!おいしいね!』
というようなことばがけだったが
今のあおちゃんであれば
実際の動きとともに
『冷蔵庫からお茶を出して
コップに入れて飲もうね。
冷たくておいしいね。
お茶は冷蔵庫にしまおうね』
という一連の流れも理解できると思う
少しずつ自分でやりたい気持ちも
出てきているので
手順を教えるような形で
ことばがけをしても良い
③ 2つのことばの模倣を促してみましょう
ことばの真似がうまくなってきているので
あおちゃんがお話できるレベルよりも
ひとつ高い段階のことばをかけてみましょう
●バイバイ
『バイバイ』は上手に言えるので
『先生 バイバイ』『ねぇねぇバイバイ』など
2つのことばをつなげて模倣を誘ってみましょう
最初は『バイバイ』しか
真似できないと思うが、それでOK
だんだんと理解が深まり語彙が増えてくると
2語続けて真似ができるようになってくる
④ 絵本や絵日記は続けてがんばりましょう
なかなか絵本も絵日記も
毎日は難しいかもしれないが
この積み重ねが
あおちゃんのことばの発達に
つながっていくので
できる限りがんばってみましょう
●絵本
いろんな種類の本を
たくさん読むのも良いが
お気に入りの絵本があれば
繰り返し読んで上げると喜ぶ
また、繰り返し読むことによって
記憶にも定着する
飽きてきたらまた
お気に入りの本を探すように
新しい絵本に挑戦するのも良い
●絵日記
まだまだ 1場面の絵日記で良い
一枚の絵から
経験したことを思い出しながら
お話してあげましょう