ファヴェイラ（ファヴェーラ、favela）は、ブラジルにおいて
スラムや貧民街を指します。
ブラジルのほぼすべての大都市および中規模都市の郊外には、
不法居住者の建てた小屋の並ぶファヴェイラや、既存の町がスラム化した
ファヴェイラが存在します。
中でもリオデジャネイロ市のファヴェイラがもっとも有名で
カリオカ（リオデジャネイロっ子の愛称）の4人に1人はファヴェイラに住むといいます。
ファヴェイラの多くは、公有地や所有権を巡って係争のある土地などを不法占拠する形で
小屋や家屋が築かれたもので、一般的にブラジルの諸都市はファヴェイラの
存在を法的実体として認知されてません。
ファヴェイラの建物は非常に建て込んでおり一軒一軒も狭く、地形に合わせた階段や
通路が家々の間を通っていて、このため自動車は通行できないことが多いです。
コンクリートやレンガで造られた家から廃材で作られた家まで様々であるがいずれも
無断で建てられています。
おおむね衛生状態は悪く下水処理や病気に悩んでいます。ファヴェイラによっては
家々に電気が通り夜には明かりがきらめくが、これは付近の電線から
勝手に電線を引いた盗電である。
都市周囲の山の斜面に建てられたファヴェイラも多く、大雨の後に地滑りが起こり
大勢の犠牲者が出ることも相次いでいます。
今は場所によっては、ボスにお金を払えば安全にファヴェイラ・ツアーが出来るみたいです。
映画「ＣＩＴＹ ＯＦ ＧＯＤ」で話題になりましたが
治安の悪さは世界トップレベルで、警察も立ち入れない所もあるそうです。。
金持ちが低い所に住み、そうでない人達は高台に住む。。日本と逆ですね。
ブラジルの自動車の９割がエタノールで走るらしく、街の匂いや空気などは
独特なんでしょうね！？
リオのカーニバルは１度観てみたいです★
ペペ