It's automatic。
某水族館。
館内は快適に過ごせたが外に出ると
湿気を含んだ息苦しい暑さが体を包む。
喉の渇きを潤すべく、自販機へ。
買うものを決め、お金を投入。
ガタタ ゴトッ
何もボタンを押してないのに、100円のコーラが出てきました。
おかしい何故だろう。
不思議な気持ちで、もう1回お金を投入。
ガタタ ゴトッ
また、同じものが出てきました。
もしかしたら10円で出てくるんじゃないかしらん。
10円投入 変化なし。
100円投入
ガタタ ゴトッ
hi「壊れとる?この自販機。」
宿「勝手にジュースが出てくる自動自販機だね、ふふっ。」
自販機に目をやると、何故今まで気づかったのか。
一目瞭然の原因のソレに気づき…宿主に近づく。
宿「な……何よ」
体を密着させ、ソレを掴む。
自販機に左手をついて寄りかかっていた宿主。
まさにその左手の平がボタンを直撃。
決して自動ではなく手動 完全に人力によるものだ。
hi「宿主さんの左手の仕業です。」
宿「ご……ごめん、まあいいじゃない。1本得したし。」
いやいやいやいや 決して得してないと思う。