論理パラドクス―論証力を磨く99問/三浦 俊彦

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2問目です。こちらのほうが私は意外でした。
「閉じたドアのうち一つにはその向こうに美女がおり、他の二つの向こうには飢えたライオンがいる。あなたはドアの一つを選ばねばならず、その向こうにいるものと一夜を過ごすことができる。むろん、ライオンのドアを選んだ場合は食い殺されることになるのだ。
あなたはドア3を選んだ。見物していた王様は「なるほど」と頷き、「残りのドア二つのうち、『外れ』を見せてやろうぞ」と言ってドア1を開けてみせた。そこにはライオンの檻があった。「さて、ここで変更のチャンスを与えよう。あまえは残りのドアのうち、初めに選んだドア3に固執してもいいし、もう一つのドア2を選びなおしてもいいぞ」
あなたはどうするのが得だろうか、美女を獲得する確率を増やすには?ドア3を選び続けるべきか、それともドア2に変えるべきか、それともどちらでも同じなのだろうか。」
いかがですか? 私は間違えました。私はどちらのドアを選んでも確率は五分五分だと思いました。
答えはドア2の確率が2/3で、ドア3の確率が1/3なのです。
では説明します。
王様の取りえた行動パターンは6通りあります。
①ドア1に美女がいるから、ドア2を開ける
②ドア1に美女がいるから、ドア3を開ける
→ドア2を開ける(あなたが選んだドア3は開けられないから、ドア2を開ける)
③ドア2に美女がいるから、ドア1を開ける ☆
④ドア2に美女がいるから、ドア3を開ける
→ドア1を開ける ☆
⑤ドア3に美女がいるから、ドア1を開ける ☆
⑥ドア3に美女がいるから、ドア2を開ける
以上6パターンのうち、ドア1を開けた選択股は☆マークのついた③④⑤の3通りあります。
よって、
ドア2に美女がいる確率は③④なので、2/3であり、
ドア3に美女がいる確率は⑤なので、1/3となります。
いかがでしょうか。なかなかおもしろい問題でしょ☆
また、何かおもしろいのがあれば、出したいと思います☆