1月に博多に行くことにしたので、ついでに何十年かぶりの友人に会う事になった。
彼女は双極性障害の薬を何年ものんでいて、電話で話したりメールのやり取りをしていても、ちょっとおかしい感じや失礼な言い方はあった。
(彼女の病気の事も忘れていたのはわたしのミス)
でも、じぶんの感情を感じるのが得意じゃないわたしは、なんとな〜く嫌な気分になっていたんだろうけど、今思うと、じぶんの感情にかなり無頓着だったようだ。
1月17日の今日、私の誕生日という事もあり、彼女がわざわざホテルも予約してくれて再会することができた。
楽しい出会いになるはずだったんだけど、彼女はやっぱり支離滅裂で、気分がコロコロ変わる。
気分がコロコロ変わるねって、軽く言った言葉が気に入らなかったようで、突然「わたしにイラついてるでしよ!いいよわかってる、落ち着こう」と言い出した。
「いや,怒ってないよ、なんか気に障った?」に彼女が「わかってるから」を連発。話合う余地もなく、挙句には「わたし帰ろうか⁉️」と言い出したので、「さすがに冗談でも帰ろうかとか、言うのはどうかと思うよ、失礼だよ」と返したら、
「そうだよ。わたしは失礼で酷いんだよ。でもわたしは変えられないからね」と捨て台詞を吐いて、居酒屋にわたしを一人残して帰って行った。
ドラマみたい。まじか?の感情を感じたり、わたし悲しいかな?って自問自答したりしてみた。
彼女は彼女の言い分もあるはずだろうし、わたしも知らずに傷つけたのかもしれない。
ただ分析しすぎるとシンドクなるので、ただそういうことがあったという事。
わたしは自分の誕生日をはるばる博多まで来て、一人で居酒屋で刺身ともつ鍋を食べる羽目になった。
夫からのラインで今の内容を伝えると「その状況、ごめん、笑っちゃう」と返信がきた。たしかに笑っちゃう出来事かもしれん。
ひとり残された居酒屋で、わたし用に部屋を取り直そうかとネットを見ていたんだけど、途中から、ん?なんか多分彼女自宅に新幹線で帰ったかもって思った。
部屋に戻って確認してから予約取り直しでもいいかと思い、居酒屋をでて、ホテルのエレベーターの中で彼女が帰ったかを筋反射をとってみたら、帰っていると出た。
ドアを開けたら,やはり帰っていた。
その後もう一度内観してみたが、やはり別に悲しくない。なんならなぜ今回重いのに何冊も本を持ってきてたんだろうの答えになっている。一人で読むためだったんだ。
わたしは17日の20時10分に産まれたので、まさに誕生日前の最後にイロイロ辻褄合わせが起こって、今までだったら飲み込んでいた言葉やじぶんの気持ちに向き合えた出来事だった。
そう思うと彼女には感謝しかない。そして広いホテルも彼女からのプレゼント🎁だし。
なんなら彼女はキレる💢数時間前にわたしの息子達へとお土産も買ってくれて、わたしがまだいいよって言っても、どうなるか分からないから早い方がいいのよって言って買ってくれたのも不思議。
彼女がどんな意図でわたしを置き去りしたかは分からない、でも何もわたしを傷つけることはできない。
そしてわたしが必要ない人や、ものは向こうから勝手に離れていったんだと思う出来事だった。
出来事としては予想外の事だったので、驚いたのは否定できない。
思い返すと、たしかに彼女からの電話は、いつも憂鬱だった。