生後半年程で
実家の犬となった
我が家のトイプードル
リリーは

本当に癒し犬でしたラブラブ

父は
食べ物を与えたり
抱いたり
声をかけたり
リリーを可愛がりました。

父は機嫌が悪いと
母に
声を荒げることもありましたが


リリーは
父と母の緩衝材の役目を
してくれました。


父はリリーを連れて
家の周りを散歩しながら

道端に咲く雑草を
摘んできては
押し花にしました。

それを
自分なりにレイアウトして
作品を作り

コピーして
俳句も添えました。



『秋深し語ること多く筆をおく』

文字は、母に書いてもらいました。


そんな趣味を楽しみながら


父の進行は
本当にゆっくり
ゆっくり

進んでいきました。



なので
知人が父を見ても

「全然わからんわぁ」と
よく言われました。

みなさんが想像される
《認知症》の姿は

誰かわけがわからなくなる。
会話がつながらない。
などという
進行がかなり進んだ
姿なのでしょうね。