ペプが今の病気を発症して、今日で丸一年が経ちました。
去年も今日と同じような休日の日曜日の夕方…、部屋で聞いたペプの、痛みに泣き叫ぶ声は、今でも耳にこびりついて忘れられないでいる。
脊髄空洞症が判明し、半月程を寝たきりで過ごしました。

足の硬直や麻痺が徐々に解け、寝たきりだった体も、お座りができるようになって…

家の中を歩き回り、散歩にも行けるようになって…

しばらくはカットに行けず、毛が伸び放題だった時も

一年が経った今日も、朝の散歩へ行ったけど、しばらくひとりで上れていた階段上りは、後ろ足か腰に力が入らないのか、今日は一段も上れず、全て手を添えて上りました。
今日だけじゃない。
最初の日から…、入院して退院をして、寝たきりから歩けるようになって、すっかり元気になって、階段をひとりで全段上れるようになっても…。
1日たりとも『不安』を感じないでいる日は無かった。
未だに、朝、夜勤から帰った家の前で、また一年前みたく痛んでないか、昨日普通だった様子が急変していないかと考えながら、家に入る。玄関横のいつもの部屋でゴロリと寝転がる、ペプの穏やかな表情を見て、やっと、つかの間の安心ができる。
眠る時もたまに、その不安に押し潰されそうになる。

でも、ペプは今も『生きている』
走れなかったり、上れない事を不便に感じていても、将来や命の不安を微塵も感じていない。
『生きているから』
私自身、ペプの将来をいつも、不安と一緒に考えてしまっている。が、それだけじゃない。
ペプはこれまでにも、動かなかった足を動かし、歩けなかった足で歩き、上れなかった階段を上ってきた。不安だけじゃない。ペプは『希望』も見せてくれた。

この先も、不安と共にペプと過ごしていく事になるが、ペプが見せてくれた希望と力強いペプの生命力を信じていきたい。




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