もうちょっとで完全制覇できる
「The Best Leadership Movies of All Time」
からのご紹介です。
1957年(オイラが生まれた年だぁ~)公開の、古~いモノクロ作品なのでございますが・・・
脚本が素晴らしいです。
グイグイ引き込まれて、最後まで緊張感を保ったまま一気に結末まで行っちゃいます。
- [Bru-ray]
- 20世紀フォックス
ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★★☆ |
17歳の青年が父親を殺害したことによる裁判で、判決を委ねられた12人の陪審員。
目撃者の証言から、有罪はほぼ確定の様相だったが陪審員のうち、たった一人だけが証拠や証言に疑問を持ち「疑わしくは罰せず」の道理から無罪を主張。
有罪判決となると死刑が確定し、電気椅子送りとなることから、少しの疑問でもあるのなら有罪にすべきではないとの信念から、検事の弁論や証拠を否定しはじめる。
当初は有罪と言っていた残りの11人の陪審員も、ひとり・・・またひとりと有罪を撤回しはじめ・・・。
【ペップトークの見所】
裁判ものの映画やドラマは随分観ましたが・・・
陪審員にスポットを当てた作品というのは初めてですね。
しかも、最初から最後までず~っと、陪審員室での論争だけ・・・なのに飽きるどころかどんどん引き込まれていきました。
陪審員制度自体もよくわかりましたし・・・いろんな意味で勉強にもなりました。
ペップトークではないのですが・・・
ペップトークではときにイメージのパラダイムシフト(ネガティブなイメージをポジティブに変換する)ために、先入観や固定観念を捨てさせることが必要です。
この映画の冒頭では、11人の有罪をし支持する陪審員に対して、たった一人無罪を主張する8番陪審員(ヘンリー・フォンダ)は、全員に対して再度討議をするように説得します。
Chapter:03 0:12’54”~
それにしても・・・
みんな怒りっぽいなぁ。
って、オイラも自分の意見を他人が聞き入れてくれないときって、すぐキレしまうことがありました。
人間の心理をよく観察しているなぁと感心しました。
観終わったあとすぐに、もう一度観てみたくなる作品でした。
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