スラップ・シュート/アイスホッケー殺人事件(THE DEADLIEST SEASON) | 映画でペップトークとアファメーション(Pep Talk & Affirmation)

映画でペップトークとアファメーション(Pep Talk & Affirmation)

ペップトーク(Pep Talk)とは人を元気にする短いスピーチで、コーチングの最後のスキルとも言われているそうです。映画に出てくるペップトークを通して、みなさんにもペップトークを知っていただければ幸いです。


久々のアイスホッケー映画です。

だって・・・

もうアイスホッケー映画のネタがないんだもん・・・(涙)

そんな中で、リストに残っている数少ない作品のなかからDVD化されていないこの映画のVHS版が、ようやく入手できました。

VHS発掘シリーズ第96弾です。

ホッケー映画と法廷ドラマの2つの面から楽しめる作品です。


ペップトーク度 (最高★×5) :★★★☆☆
映画オススメ度 (最高★×5) :★★★☆☆

【ストーリーと背景】

ジェリー・ミラーはプロのアイスホッケー選手だが、性格が真面目すぎてファールを犯さない堅実なプレーでは観客を沸かすことができず、フロントからはもっとラフプレイをするようにとの要望があった。

それに服従しなかったジェリーはマイナー行き。

同僚のデイブの「観客を楽しませるラフプレイもプロの仕事」というアドバイスを聞き入れたジェリーはマイナーチームでラフプレイで大活躍。

デイブの移籍に伴う欠員を埋めるためにメジャーに復帰したジェリーだが、復帰後の試合で対戦相手となったデイブに対するラフプレイで、彼を死に追いやってしまった。

ジェリーは殺人犯として起訴され、法廷で無実を証明しようとするのだが・・・

【ペップトークの見所】

1977年の作品で、見所は何と言っても・・・

若き日のメリル・ストリープ!

ジェリーの奥さん役で、彼を支え続けるのですが・・・

当時28歳。

若い頃から美貌と演技力は素晴らしかったのですね~・・・

とため息をつきながら・・・

落ち込むジェリーを励ますチームメイトのデイブのペップトーク
0:09’17”~

そしてこの映画をみていて気付いたのは、アメリカの陪審員制度の裁判での弁護士と検事の最終弁論は、見事に論理構築されたショートストリーであるということ。
聴衆はある程度の状況は把握しているという前提ながら、与えられた時間の中で、その事件と罪をどのように解釈するのかということを、視点・視野・視座を変えて説明します。
事例をうまく活用した説得力あるスピーチの構築は、ペップトークのシナリオを作るのにも役に立ちます・・・ってか、ペップトークの効果を高めるためには絶対に必要な要素を、裁判の最終弁論から学ぶことができるってことですね。
(大好きな「アリー・マイ・ラブのDVDを、もう一度最初から観直してみよう・・・)

ってことで、ジェリーの弁護士の最終弁論
1:2’28”~

検事の最終弁論
1:25’24~

ジェリーの無罪を応援しながら観ているのに、検事の最終弁論を聴いていると、まるでジェリーが悪者のように感じてしまいます。
それだけ、説得力のあるスピーチシナリオだということですよね。




残念ながら、動画が無かったので・・・
若き日のメリル・ストリープをスライドショーでお楽しみください。
本作品「スラップシュート」の静止画像も出てきます。
2番目の「THE DEADLIEST SEASON」です。








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アクティブ・シンキング

妻も子供も上司も部下も・・・
どうして私の話を
聴いてくれないのか
鈴木克欣(すずきかつよし)




日頃あなたは、家族や上司、部下の話を聴いていますか?
 私も以前はあまり聴いていませんでした.
本書のタイトルでもある「どうして私の話を聴いてくれないか」
の原因が自分自身にあることを、認識していなかったからです。
 個人事業主であるアスリートの税務・会計のサポートをする機会をいただき、
コーチングスキルを知ったことで、私自身が周りの人の話をよく聴くことが、
相手に話を聴いてもらえることになるのだと気づきました。
自らが変化することを決めたのです。

 (本文第1章より)