「悪いけど、明日ごみ捨てといてくれない?」


「全然、良いよ!」




自分は今、「全然」という言葉を、

この会話の様に使っています。


しかし、自分がまだ10代だった20年以上前。


「全然」という言葉の使い方は違った様な気がします。



例えば、


「明日テストだけど、自信ある?」


「全然、自信無い。」



こんな風に、否定的な返答にしか使いませんでした。

なので、


例えば母親から、


「明日ゴミ捨てといてくれる?」

との問いに自分が、


「全然良いよ。」

と答えると、ニュアンス的には、


「全然やりたくないけど、捨てておくよ。」

と、


ちょっと皮肉めいた返答をする時に使いました。



「全然」の後には、否定的な返答が隠れていた様に思います。



しかしいつの日からか、「全然」という言葉が、

「肯定的な言葉」にも使われ、


更に、


「肯定」を助ける様な意味として捉えられます。



先程の母親との会話の例で言うと、


「全然良いよ。」

この使い方は、


「全然やりたくないけど、やっておくよ。」


「全然私は負担に感じないから、進んでやるよ!」


と、

「全然」という言葉の使い方が、

正反対になった気がします。



読んで頂いた皆さんは、


「全然」


の使い方に変化はありましたか?



もしかすると、自分が勝手に「全然」の捉え方が変わっただけかも知れません。