来年、エスコンフィールド北海道に舞台を移し、
新庄監督の下、優勝を目指す日本ハムファイターズ。
しかし、その道は険しき道です。
ノリと勢いが許されるのはギリギリAクラスまで。
ペナントは道が長く、実力の差がどうしても出てしまいます。
ドラフトやFAでの選手の出入り。
ここに関しては今は不確定。
もう、外野は見守るしかありません。
今の日ハムで、自分がもし望むことがあるとすれば、
背番号「18」の復活!
すなわち、吉田輝星投手の活躍です!
今の日ハムの背番号「18」番は、正直、
単なる人気選手になってしまっている印象です。
ハンカチ王子の印象が強いのかも知れません。
背番号はチームで代々受け継がれ、
重荷では無く、自分のプライドや強さに繋がる方が良いと思います。
自分が初めて貰った一桁番号は「5」
チームの中でサードが1番上手い証明。
自分が下手という事は、控えのサードはもっと下手と思われます。
1人の問題ではありません。
背番号「18」はエースナンバー。
「1」番を新庄監督が付けている以上、
吉田輝星投手が日ハムで1番、勝てるピッチャーである事が望ましいです。
上沢投手もいます。
打ち込まれる事もありますが、ストレートも変化球も、どちらも悪いという事は少ないです。
調子が悪い時は、どちらかが悪い。
配球次第では、不調でも試合を作る事が出来ます。
伊藤投手もいます。
投球の再現能力、投球のルーティン化、数学的に見える投球術の中にも、超スローボールを投げたり、
心理面も抑えています。
フォアボールで崩れる事がありますが、
けして甘い球を投げてる訳ではありません。
どちらに判定されてもおかしくないコースがボールと判定される。
紙一重で打たれています。
加藤投手もいます。
失投が少なく、打たれても表面上は穏やかに、
淡々とコースをつきます。
ホームランを打たれても、長打を打たれても、
淡々とコースをつき続けます。
ダイヤモンドの心臓です。
結果的に、シーズンを通した防御率は日ハムNo.1です。
まだまだエース候補が出てくるかも知れません。
注目は根本投手。
リリースが見にくいです。
バッターはタイミングを取りにくい。
若くてヤンチャな加藤投手という感じです。
しかし、
日ハムで「18」番を背負っているのは、
吉田輝星投手です。
球団としても、チームメイトとしても、
「18」番を背負っているピッチャーは勝たせなければならないと思います。
1週間の区切り、
連敗を止める、
連勝を始める、
連勝を続ける、
チームの流れの区切りとして、エースの存在は必ず必要だと感じます。
吉田輝星投手を先発で活躍させる。
これは、
日ハム飛躍のキッカケになると自分は信じています。
吉田輝星投手を見た自分の勝手なイメージですが、
やはり縦回転は多く、伸びがあると思います。
もしかすると以前に全く同じ話をしてしまったかも知れませんが、
縦回転、
キャッチャーに向かうスピード、
この2つは両立せず、自分の全開値を配分する事になると思います。
縦回転が多すぎればキレはあるが、球速は遅くなり、
球速に力が行き過ぎると、縦回転が減り棒球になってしまいます。
自分の見立てですと、吉田輝星投手の良いバランスは、
球速表示148km。
全力で投げてこのスピードの時が、1番良いストレートに見えます。
140〜145。
しっかり投げてこの球速の時は、キレはあるのですが、バットが間に合うスピードです。
後半のスピードが出ていれば、内野フライで打ち取れるかも知れません。
しかし、空振りを取るには、もう少しキャッチャー側に力が必要かも知れません。
150〜
見栄えは良いのですが、縦回転を犠牲にしていると思われます。
キレが落ちているので、打たれてしまいます。
これ以上のスピードが出れば出る程、
今の力では縦回転が減っていきます。
恐らく、吉田輝星投手自身、分かっている事だと思います。
なので、
リリーフに出た時の立ち上がりが難しい気がします。
力配分+コントロール。
しかし、
この内容は今季までの吉田輝星投手の場合です。
来季、限界値を上げれた場合は、150kmでキレを失わないストレートを投げれる可能性もあります。
そして大事なのはもう一つ。
縦のスライダーを物にする事です。
メジャーの大谷選手、クライマックスシリーズ、
共に縦スラが多用されています。
肘や肩の負担が凄いのかも知れませんが、
吉田輝星投手にはピッタリな球種です。
ストレートと同じ腕の振りで縦スラがコントロール出来れば、
一気に大活躍すると思います。
今シーズン使っていた時もあったのですが、
コントロールが難しい様です。
綺麗に決まった時は、魔球の様にバッターは打てません。
日ハムの背番号「18」の復活!
これは、優勝するのであれば必ず必要になる力だと自分は思います。