自分が日ハムで1番期待しているバッター。


清宮幸太郎選手。


何故か結果が出ない。


過去の経歴は充分。

むしろ、今打てないのがおかしいくらいの、

高校時代の成績。


高校生の時と同じバッティングをしただけでも、

素人の自分としては、


もっと結果が出ないとおかしい!


そう思ってしまいます。



YouTube、ネット記事、何を見ても、

潜在能力の高さは誰もが認めている。


「何故清宮は結果が出ないのか?」


沢山の人が、その持論を語り、

ビックリする程にたくさんの情報が出てきます。


代表的な打てない理由として、


・金属バットでの打ち方は上手かったが、木製バットでの打ち方が出来ていない。


これはあり得るかも知れません。


金属バットは、バット自体がボールに対して反発してくれます。

しかし木製バットは、衝撃が自分の手に返って来るので、金属バットよりはしっかり芯に乗せて、


更に自分自身で運ぶ力が必要になるかも知れません。


しかし、

ホームランは出ないにしても、もっとヒットは打ててもおかしくない気がします。



・日ハムの指導方法に問題がある。


これも充分にあり得ます。


良く比べられるヤクルトの村上選手。

村上選手は、とにかく強く速く振る。


それだけの事を考えて、長い目で見た育成方針で、1つの目標に対して取り組んだ様です。


村上選手は、

体格、バッティングの構え、スイング軌道、


全てを1つの目標の為に修正を繰り返し、

理想の為に変更をしています。


高校時代に比べると、変化している所が多いです。


しかし、清宮選手は、ほぼ変わっていません。


高校時代のバッティングを見て頂ければわかるのですが、

打席に入る時のルーティン、構え、スイング、

ほぼ変更点がありません。


良く言えば、高校時代にすでに完成していた。


悪く言えば、プロで通用しない部分があるのであれば、修正しなければいけない箇所を、


そのまま変えずにいる。


全く同じまま結果が出ないのであれば、

何かをプロ仕様に変更しようとするのが通常の考えだと思います。


村上選手は高校時代の自分のスタイルに特にプライドはなく、プロ野球仕様に自分のバッティングを変更した。


清宮選手は高校時代の自分がベストだと信じて、

高校時代の調子が良かった時に戻す様に努力している。



日ハムは選手の意思を尊重するようです。


自分は清宮選手は好きで応援しています。

やはり清宮選手が打つとファイターズは勢いがつきます。


バッティングセンスがあるのは間違いない。



今年が5年目ということは、


丸々4年間はファイターズでプロ野球選手として練習してきているはずです。


課題に対して修正し、

また新たな課題に対して修正する。


この作業は生まれてから死ぬまで、

何かをするのであれば誰もがやっている事です。


清宮選手は、バッティングに対してそうしていたのか?


今の成績を見ると、疑いたくなる気持ちも凄く分かります。



・高校時代が能力のピークで、衰えた。


これも充分、あり得る話だと思います。


水泳選手やサッカー選手でも、見た事があります。

高校生の時に凄い活躍をし、世界一並みの活躍をした選手。


それが社会人となり、ドンドン能力が落ちる。


水泳だと、タイムが落ちる。


サッカーだと、走った時のトップスピードが落ちる。トップスピードまでの時間が落ちる。

積極生が無くなり、全く点が取れない。


など、


見た目でハッキリわかるのですが、


清宮選手は、とんでもないホームランを打ったり、

ヒットに出来なさそうなボールを打ったり、


数字が悪くても自分には具体的に、何の能力が落ちたのかは全然わかりません。


能力が落ちているなら、技術で補って一流選手として活躍出来るのか?


そもそも能力は落ちていないのか?


もしあり得る話だとしても、自分には判断は出来ません。



著名人の言葉でいくと、

落合さん曰く、


・そもそも練習が足りていない。


もしそうなら、練習して貰いたいですw



昔日ハムにも在籍していた事のある、

高木豊さん曰く、


・身体を前に突っ込み過ぎる。


これは本当に、前に突っ込んで打つタイプです。


今の学生野球は、ファーストへの一歩を速くする為に、

こういう打ち方が多いようです。


イチローさんもこういうタイプらしいのですが、

前に突っ込んだ後に、インパクト前に止まるタイミングがあるようです。


その止まる壁を作らず、前に突っ込む力でそのまま打ちに行くので、


清宮選手は踏ん張りが効かず、力の無い凡打が多いと言っていました。


高校時代は当てるのがとても上手く、

金属バットだったのでホームランになっていましたが、


もしかすると、そもそもホームランバッターではないのかも知れません。


イチローさんの様にしっかり打率を残しながら、

ホームランも打てるバッターというのが、


清宮選手の本来の姿なのかも知れません。



そして、元西武のキャプテン、

西武の黄金期を築いた、石毛さん。


この方曰く、


・肘を曲げたままスイングしているので、飛ばないのは当たり前。



石毛さんが言うには、


ボールを飛ばすと言う動作は、ゴルフも同じ。

ゴルフのドライバーショットを思い出して貰いたいのだが、


飛ばす方向にある腕(清宮選手でいうと、右腕)

は、

完全に伸びきっているはず。


遠くに飛ばす為には、ボールとの距離を大きくとって、スイングスピードを上げる。


それはゴルフも野球も変わらない。


清宮選手は、肘が伸び切る動作がない。

才能はあるのに、そんなの反対方向にホームランを打つ様な力が出ないのは当たり前で、


何で日ハムのコーチ陣はそれを教えてやらないのか?

と、


若干怒り気味でしたw



ちょっと自分も気になったので、

色々な人のホームランを見てみたのですが、


やはりホームランバッターは、足を着く寸前に、

キャッチャー側に腕を引き、


そこから超スピードでボールに対してスイングしてました。


元巨人軍の、高橋由伸選手。


高橋選手は自分で、

「自分はバットを高く構えて、松井秀樹選手の様な、後ろに腕を持って行って力を溜め、ホームランを打つタイプではない。」


と言っていたのですが、


高橋由伸選手のホームランのシーンを見ると、

やはり腕を後ろに引いてます。



改めて清宮選手のバッティングを見てみると、

後ろに引くのではなく、


むしろ腕を少し前に出しながらタイミングを取っているように見えます。


ホームランを打つのとは逆の動きをしています。




きっとバッティングに正解は無いと自分は思っています。


しかし、

清宮選手には、どうしても期待をしてしまいます。


とても不思議なのは、


近藤選手はボール球を見極めながら、

ストライクが来たらレフトにホームラン出来るテクニックがあります。


清宮選手に比べると、近藤選手は身体が小さいです。


しかも、ボール球は振らないので、ストライクが来たら、急遽スイングしてホームランに出来ます。



清宮選手は、敢えて反対方向に打っているのにレフトフライになります。


体格は清宮選手の方が断然いいです。


これが、自分には凄く謎です。