岩ちゃんこと、岩本勉さん。


解説者兼、日ハムと日ハムファンの橋渡し兼、

自分もファイターズ好き。


何足のワラジを履いて仕事をしているか分かりませんが、


今シーズンは大変な年だったのではないでしょうか。



岩ちゃんを嫌いという人もいますが、自分は好きです。


ノリが良いとか、そういうのではなく、


ファイターズの選手の事を考えて発信しているのが伝わるからです。


嫌いとか、苦手とかいう人は、楽しませようとしている、あのノリが苦手と感じるのかも知れません。


しかし、自分は少し分かります。

「一緒にするな!」と、


もし岩ちゃんに聞かれたら言われそうですが。



自分も少し、仕事上、言いたく無い事を伝えなきゃいけない時があります。


フォローしつつも、指摘しなきゃいけない所は言わないと、


自分も上司に言われますし、

直接自分の上司が本人に言うかも知れません。


自分の上司はフィルター機能が付いていないので、まるで犯罪でも犯したかのような言われ方をされます。


岩ちゃんはテレビでの解説もし、

YouTubeだけで発信しているわけでは無いので、


相当言葉に気を付けている印象を受けます。


更に、

ファイターズのファンがモチベーションを失わないように、


もし選手が見てくれたら少しでも力になれるように、


色々な角度から見ても問題がないように発言しなければなりません。


もし岩ちゃんが自由に発言出来たら、


「BIG BOSS、あれはないわ〜」

とか

「あそこであの球はないだろ〜」

とか、

「今日は相手の調子が良すぎたから、ファンが我慢しろ!」

とか、


色々な感情を抑えながら、ファンや選手の事も考えた発言をしてくれます。



岩ちゃんの好感の持てる所は、


YouTubeの再生数や、金銭よりも、

選手やファイターズファンを大事にしている気がします。



岩ちゃんは選手に対して、完全否定はせず、

修正箇所に対しても、提案ベースです。


「こうしてみたらどうかなー?」


こういう言い方です。



しかし、

数字が良い元プロ野球選手のYouTubeは、


「ここがダメ!」

「こうしないと活躍出来ない!」


言い切ります。



視聴者としても、言い切っている人の方が分かりやすく、

説得力も感じるのでしょう。



しかし岩ちゃんは、YouTubeを通じて、

本気で選手にメッセージを送っていると思います。


他の元プロが言い切るような事は、選手自身も分かっていて、

それが修正出来ないから、選手も悩んでいます。



「アレはダメだから、こうすれ!」


視聴者からしたら分かりやすく、聞きやすい。

なので視聴数も付いてくる。



しかし、選手からすると、

「分かってるけど、出来ないんですよ!」

と、

言いたくなるかも知れません。



なので岩ちゃんは、


「色々な人に言われてるかも知れないけど、自分はこういう風に乗り越えたから、解決策の1つとして試してみたらどうかなー?」


こういう言い方をします。


視聴者からすれば歯切れが悪く聞こえるかも知れません。


しかし選手からすると、

監督、コーチ、ファンからも指摘され、

修正方法に悩んでいるかも知れません。


なので、

選手の事を考えて、あえて柔らかく伝えてるように見えます。


しかも同時に、

ファイターズファンの期待が落ちない事も配慮しなければなりません。


岩ちゃんは優しい人だと思います。



そんな岩ちゃん。


そろそろキツくなってくるかも知れません。


今シーズンはフォローしきれない領域に入ってしまった気がします。


しかし、

まだ何かしらの希望を持って試合を見るファンもいると思います。


来季はもっと、岩ちゃんが配信しやすいようなシーズンになればいいなーと、


思っております。