けんじの有り得ない恋愛事情-第六話-『妖艶』
ええと、
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なんと玄関に立っていたのは
自動販売機の前で
出会ったあの美人な若妻だったのです。
けんじはびっくりして
声も出せません
口は大きく開いたまま閉まりません
女『あっごめんなさいね驚かせちゃって。私、最近近くに引っ越して来たの。お母さんかお父さんいるかしら??』
け『えっ、あぁ。いませんけど。』
女『そぅ…んぢゃ後日またあいさつにうかがいますね(´∀`○)』
女はけんじの事を
覚えてないようだった。
け『あっ……は…はい。』
と、けんじはただ女の
言うことに頷くだけで
いっぱいいっぱいでした。
女が玄関から出ようとして
一言
女『あっ、そうそう手ぇ大丈夫だった??手汗すごかったし』
け『へ??あ、ぁあ大丈夫でした。』
女『ふふ。なら良かった。じゃあね(〇*´―`*)』
なんと女は
けんじの事を
覚えていたのだ。
呆然としていたけんじは
喜びテンションが上がって
勢いにまかせて聞いた
け『あっ…あの!!!!!名前はなんていうんですか??』
女『あたし??あたしは希美。うふふ。どうしたの?急に。んぢゃ、あなたの名前も教えて??』
け『ぼっ…ぼくぁけんじていいます。』
女『そっかぁ。よろしくねけんじくん(〇*´―`*)』
け『はっ……はい!!』
希美が帰った後も
けんじはその場で
立ちつくしていた。
後になってから
聞きたい事が次々
頭に浮かんでくる。
結婚はしているのか
どうなのか
一番ききたかった事さえ聞けなかった。
けんじは自分のヘタレ具合いに落胆しながら
眠りについた……