ずっと自己採寸でブラを購入していた方が
初めて試着フィッティングを受けると、
2カップ前後サイズが上がることも多いと思う。
(初めてじゃなくてもすごく久しぶりにとか)
それは、それまで2カップ小さいブラを
着けていたということで、
そのブラやフィッターさんの魔法で
2カップ大きくなったのではなく、
その時の最適解に導いてもらったということ。
卵から孵ったばかりの雛状態だと
ファースト最適解に導いてくれた方を
盲信しがち。
でもそれがブランド直営店の
フィッターさんの場合は
あくまでブランド内最適解なので、
他の多くのブランドにも目を向ければ
最最適解が見つかるかもしれない。
それに、シーンと体型体調に合わせて
最適解は変わる。
情報の窓口はひとつにしぼらないことが
新たな出会いをもたらしてくれる。
下着は美容と健康とファッション性の
どれに重心を置くかでも変わる。
ブラジャーのスタメンを
全てワイヤーブラもしくはノンワイヤーブラの
どちらかだけで埋めなくてもいい。
(埋めてもいい)
ブラの力はブラを着けている時に発揮される。
外した時は基本的には及ばない。
支えてくれるけれど
直してくれない。
下垂はいずれする。
高額な美容医療を利用できるとしても
下垂はする。
若い女性が過度に下垂に怯えているように
感じられる。
それは社会に思わされているのかもしれない。
私たちの味方であるはずの下着会社でさえ
まず悩みを植えつけるような宣伝文句を
使うことがある。
(私は加担したくない)
下垂しつつも美しいと思えるバランスもある。
考え方も自分の見方も変わってくるから
あまり神経質にならずに
自分の胸を受け入れたい。