あっという間に春分の日。
このところ一週間が本当に3日くらいで流れる感じがする。
 
いろいろあったミモザは先週突然お腹が大きくなり、
ぶよぶよしてきたので、
エピの通院時に一緒に連れて行った。
本当なら明日が予約した検診日で、元気なのでそれまで様子見も
考えたのだが、
いや、元気なうちに連れて行かなきゃ意味がないのではないか、と
考えを変えた。
 
一度も産卵をしたことがないミモザだけど、
このお腹はどういうことだろう。
先生は「卵はないけれど、卵巣が大きくなっています。
産ませたくないですよねぇ~、ちょっと嫌な感じだなぁ」と仰せになり、
リュープリンの注射を受けることに。
リュープリンって人間も子宮内膜症などの治療に使う薬。
現在品薄なのだそうで、病院でも最後の1本だった。
 
注射をしても間に合わずに産卵する可能性もあると言われた。
間に合わないとすれば、休診日である火曜日に当たる可能性が高い。
もし卵が詰まれば吐いたりぐったりするかもしれない。
異変があれば留守電に入れてください。連絡します、と言われた。
ドキドキしながら帰宅。
 
翌日、ミモザのお腹の様子は変わらず、
そして産む気満々らしく、何度もケージの底にうずくまり
目を閉じてちょっと尾羽を上げる姿勢。
ただ、卵が下りてきている様子はなくて、
君、想像産卵だと思うよ?と話しかけても、
夕方近くまでミモザは本当に産む気満々だった。
その後、だんだん薬が効いてきたのか、
や~めた!と止まり木に戻り、二度とうずくまることはなかった。
更に2日ほどして、羽がはらはら落ち始めた。
 
よかった。
 
誤嚥性肺炎の方は、すっかり良くなったらしく抗生剤の投与は終わりになった。
それでもやっぱりミモザは少し飛ぶとすぐに呼吸が荒くなる。
エピと同時に放鳥すると、かなり体力を消耗するので、
すぐにケージに戻す。

 

 

 
 
 
元気になってからのミモザは、

1羽だけ放鳥していると、私の肩に飛んで来て、

髪の毛やほおをはみはみしてくれるようになった。
 
ミモザを最初に健診に連れて行ったとき、
先生は、特に異常が出なかったことについて、
どこで手に入れた子なのかと私に尋ねた。
飼えなくなった人から引き取ったのですと答えたら、
「大事にしていたんでしょうね」と仰せだった。
 
あの時無言だったけど、心の中で呟いていた。
大事にしているのは私。

前の飼い主ではないです。

でも、ミモザがそれを知っててくれているのなら、それで十分。
 

 

実は、この静かな日光浴中、ミモザに悲劇が。

 


 

 

エピさん、ぶつかったら謝ろうね。

 

 

冬の間中、ペットロスの抑うつ感が消えなくて、
エピを育てながらも、どこか後ろ向きな気持ちで鳥たちと接してた気がする。
でも、エピが成長するにしたがって、どんどん他の鳥たちの中に溶け込んで、
鳥屋部にものすごく活気が出てきた。
ようやく私もその活気について行けるようになり、
お天気の良い日に窓を少し開けて、鳥たちのケージが収容されたラックを
窓辺に移動して日光浴をさせたりしている。
すずめが外に集まってきて、皆が歓声を上げたりするのを
聞きながら、もっと彼らが楽しく過ごせる部屋にできないだろうか、と
考えるようになった。
 
取り敢えず、メタルラックを新調した。
これまで使っていたものは夫が自分用に買ったもののお古で、
かれこれ12年も使っていた。
錆が出てきて、この錆をエピが舐めようとして危険なのに気づいたので。
老鳥だけの時にはこういうことにちゃんと気づかなかった。
同じくアキクサたちのケージにも錆が出ていたので新調した。
そしたら、隣のピオニーのケージ(ダフニーのお古)があまりに古ぼけて見えるようになり、
ピオニーのも新調することに。
ダフニーのケージはもう一度きれいに洗って、非常用として保管しておこうかと思う。
発情対策についても考え直してみたい。
 
発情対象を取り除くだけでは解消されない。
特にそれを感じるのはネージ。
ピカケがいなくなってから吐き戻しが続いている。
一緒に喧嘩したり遊んだりする相手が必要なんだろう。
ミモザはエピが隣に来たら落ち着いてきた。
ネージにも男の子のお友達が必要なんだろうなぁと思っている。
 


 

 

我が家のユスラウメが満開になった。

いつもより半月以上早い。

鎌倉の桜はまだ咲いていない。

都内よりいつも10日から2週間は遅いから、

4月の頭に満開ではないかな。

 

念のため段葛に行ってみたけど、

やっぱりまだまだ。

とは言え、気分は桜なので、置石で桜ケーキを。

 

 

 

 

 

 

季節が変わっていく。

だから、活気のあることをいろいろ考えていこう。