花粉症はないのだが、この時期絶対くしゃみや鼻水が出るようになる。
 
というと、必ず「そりゃ鎌倉インコさん、花粉症デビューですよ」と言われる。
毎年その繰り返しで一体どれだけの年月が流れたんだろう。
花粉症は、多分今もない。
だけど、花粉症があろうがなかろうが、
この季節相当量の花粉は吸いこんでいるわけで、
ひょっとすると、鈍感な分だけ多めに吸い込んでいる可能性もあって、
やっぱり多少なりともくしゃみや鼻水が出て然るべきかと。
目の痒みとか、薬がどうしても必要とかそういう風ではなくて、
なんか埃を吸い込み過ぎたみたいな、ちょっと気持ち悪い感じ。
アレルギーじゃなくてもそうなんだから、花粉症の人がどれだけ大きなストレスを被るか、
想像を超えるなぁ、やっぱり。
 
そんな陽気の中、朝から鳥たちを病院へ。
暖かい日でそれでも助かる。
保温しやすいように小さなキャリーケージに仕切りを作り、
ミモザとエピをそれぞれ分けて入れた。
狭くて気の毒だけど、このままビニールで風よけをして、
↓のバッグに入れてしまうと、
駅まで自転車で移動することも叶う。
寒い日なら、湯たんぽを入れて保温するのだけど、
今日はそれも必要なかった。
 
 
 
 
 
 
エピは本日お迎え1ヶ月目。
わぁ、1ヶ月なんだ、もう3ヶ月くらい一緒にいる気がするよ。
ひと月前の今日、小さな紙箱の中から顔だけ出して、
様子をじっと見ていたあの子がもうこんな顔になった。
 
 
 
 
甘ったれで、実は昨日の朝までエグザクトを欲しがっていた。
投薬治療jしやすいので、私も頑張らずに欲しがる間は与えていたけど、
昨日の夜、かなりしっかり自分で食べたのを確認したので、
もう与えなくていいなと、終わりにした。
マクロラブダスは今日も出ていなかった。
今日が最後の注射で、この後さらに3週間投薬して、
その後1週間休薬して、それでもでなければ治療終了。
多分順調に終わるのではないかな。
 
 
 
 
 
 
 
 
一方ミモザはこの一週間ずっと微妙だった。
ほとんどの時間を眠って過ごし、時々はたと目を覚まして、
ガツガツと食べ、そしてまたヒーターの隣に戻って目を閉じる。
淡々とそれを繰り返していた。
日によってとても弱々しく見える日もあった。
 
一度、掃除中に自分でよたよたと出てきて私の手に乗った日があった。
手の中で暖めて、話しかけるとカキカキを求めた。
今まではそこまで私に甘えることはなくて、
手に乗ってカキカキもさせてくれるけど、許可してやってるというふうだった子が、
弱々しく私を頼りにしてるのかと思うと悲しかった。
こんなに甘えるなんて、この子も旅立ってしまうのではないかと不安だった。
大好きだから、いなくならないでよ、と話しかけ、
ダフニーのお墓の前で、
ミモザを連れて行くことはしないでほしいと頼んだりした。
 

 

体重は連日34~35g。

この2週間変化がなかった。
一体どこが悪いのミモちゃん。
 
 
 
 
 
ということで、診てもらったけど、
先生もどこが悪いのかハッキリわかりかねるという感じであった。
先週は開きかけていた骨盤は今日は閉じていて、
発情は終わったと思われる。
昨日あたりから少し調子が良さげなのはそのせいなのかもしれない。
やっぱり発情期に産卵できないことが、原因なのかも。
だとしたら、こういうことはこれからも起きるんだろうか。
 
レントゲンで肺が白かったことも事実なので、
薬は続けましょうということになったが、
薬水を嫌がってほとんどまともに飲めていないと思わるため、
今日は経口投薬できるように目薬瓶に入れてもらった。
私はこのやり方の方が確実なので好きなんだ。
飲水だと拒絶されたらどうにもならない。
 
ミモザは取り敢えず2週間後に再度診察を受けることになったが、
回復傾向だと思う。良かった、本当に良かった。
 
帰り道は先週と比べ物にならないほど気持ちの良い時間となった。
電車に乗る前にちょっとだけ買い物をしたくてお店に立ち寄った。
洗顔の時にちょっと気持ちの良い
ラベンダーの香りがする洗顔料を買いたかったの。
お支払いの時に荷物を置いていいですよと言われた台に、
鳥たちのキャリーが入った袋を置いたので、
店員さんが覗き込んで、きれいな色だとほめてくださった。
そうなの、黄色の濃淡コンビは、手前味噌だけど本当にきれいだったの。
だから今日は私も玉子色のカーディガンを、白いカットソーの上に羽織っていた。
鳥たちと同じ色を着るの、結構好き。

 

 

 
 
帰宅して、2羽を休憩させて、その間に全員のケージも掃除して、
一息ついてから、夫と出かけた。
春の花がきれいな午後で、久しぶりに楽しい気持ちの日曜日だった。