とうとう メディチを   私のメディチを手放すときが来ました






わたしは昔 美大を目指してた予備校生でした


そのために 絵にかけるお金は莫大なものでした

稼いだバイト代はほぼ 絵の具代か、筆代、えんぴつ代で消えていったほど

けっこう高いんです 画材ってのは しかも消耗品だから きりがない

そんななかで 人生初 石膏も買いました


それが メディチ 

あの世界史などで出てくるメディチ家のメディチだと思います…ちがうかな?


首から上の小さいものだったけど なんでメディチを選んだのか

たぶん 振り向き加減がきれいだったんじゃないかなぁと… 私なりに


そんなに難しくないしね  スキルに合ったものを選んだ気がします


そもそも

なんで石膏を買ったのか?



理由はただひとつ


うまくなりたかったから

何が何でも 絵がうまくなりたかったから




家でも 石膏のデッサンの練習をしようと 思い切って買ったのです




ほんとはそのころの年代の女の子だったら  おしゃれや化粧品とかに夢中になる時期なんだろうけど 

私はほとんど しなかったですね


かわいい子に憧れは抱いてましたけど 恋愛とは無縁な女子高にいたので そんな気が起きなかったのかもしれません  彼氏ってなに?状態でしたから(笑) それはないけど 自分に彼氏はできないとおもってたくらい自信はなかったですね


でも 絵だけは 描くのが好きで 物心ついたときには 美術の勉強をしたいと 

そういう進路を選んでいました




自信をつけたかった

今考えると 本心は それだったのかもな…


なにかで 自分に自信をつけたかった。



ずっと好きな絵だけは続けてきたから

手放したくなくて それを 自分のために生かしたいと思っていたんだろうな

そのときは がむしゃらで 突っ走ってばかりだったから 気づいてなかったのかもしれないけど

そうだったんだなぁ と 10年たって 思います。



いつも 上のほうを目指してました


いつだって 私の歩く道の前には 誰かがもう通った後で

前を歩く子達の 背中を うらやましく思って こうなりたいけど 私には無理だって どっかであきらめてたりして

それでもついて行こうと トボトボ 追いかけてたんだ


同じ年なのに なんでこんなにも違うのだろうって疑問と できない自分にイラついたり

それで 描けなくなって ひとりで離れてみたり

いろんなことを考えた気がします。葛藤みたいな感じかな 不安も覚えたり…



考えすぎて 学科のほうに身が入らず 結局すべり止めの女子美短大しか受からなくて

結局、その学校に最初はしぶしぶ 行ってました


自信はないのに 理想だけは高かった  現実を受け止めるのが下手だったのだろうな…  

実際 見かけだけにこだわってて その先のことは 目に入ってなかったんだ  愚かだったな


本当に学ぶって意味を知らなかったから


学ぶのは どの大学だってできるんだ 

”全部自分でする”

大学ってそういうとこだった



今思えば  私は女子美に行ってよかったと すごく思います


大学で学んだことが

今の私の自信になってるから




今、絵はまったく描いてないけど

花屋って舞台で それを発揮できている


それが発揮でき始めたのは もちろん店舗運営を任された店長になってから


店作りってのは 店長によってぜんぜん違う


私は その 人とは違うことをするのが とてもワクワクする性格なので

店長になって その店でいろんなことをやらせてもらった。


そこで役に立ったのが 予備校や大学で学んだ 知識だった。


配色 構図 デザイン レイアウト ディスプレイ フォント ほぼすべて 学んだことが役に立っている



その私のセンスが あらためて 社会で認められたんだ



それが 今の私の自信


私にも 力があるっていうのを 気づかせてくれた


ちょと遅かったかなとも 思うけどね…

でもしょうがない それだけ 自分も努力が足りなかったってことだから





時間がたつと  人間って いろんなことに気づくことが多いね。


でもそれができるから 成長できて 次に進むことができるんだ





今 私は 過去の自分ができなかったこと やりたかったことに 挑戦しています



いろんな人との出会いがあって 

そのなかで いろんな意見にも出会って 

そういう考えもあるのかと視野が広がったりして 


楽しく生きていく 要素?みたいなものを 集めている最中です



明日も笑っていられるように


今は 花で みんなを 笑顔にすることが 私の仕事。

イコール 私の自信になるからね(*^▽^*)





メディチを引き取ってくれた友達も 昔、予備校生でした。その子も美術学校にすすんで 今もたまに絵を描いているそうです。  それで、その子にまた 描いてもらえるよう 託しました。 そのほうがメディチも喜ぶだろう

捨てないでとっといてヨカッタ、、、いや 捨てれないよ あの石膏は(*^.^*)


ありがと ばいばい メディチ