いつもひとりで行っていた
行きつけのカフェへいき、
ひたすらおしゃべりを。
2人とも、
心理の学びをしてきたので、
あれこれと話はつきません。
あっという間に
時間が過ぎていきます。
私の地元での
デートということで、
私が行きたいお店や
場所を考えるのだけれど。
実は、
「このお店いいかな？」
「この場所でいいかな？」
ここでもあれこれ考え過ぎて
疲れてしまっていました。
彼は、
「直美ちゃんの行きたいところにしよう」
と言ってくれるのに、
私は、
「普通どうするのかな？」
「これで正解？」
と
何か自分がおかしなことや、
失敗をしないようにと
必要以上に怖がっていました。
公園で撮ったはじめての２ショット。
まだまだ初々しい。
彼と手をつないで。
しっくり馴染む感触に
また少しホッとして。
でも、
恋人としての距離
というのがはじめてで。
なんだかぎこちなく。
本当は、
不安になったり、
怖かったり。
その気持ちを
素直に表現できなくて。
すこし怖がりながら
彼と過ごしていました。
夜ご飯を食べにいき、
お酒を飲んで、
やっとリラックスしてきました。
けれど、
ここでも
私の考えるクセは
止まらず。
彼の言動を
まっすぐ受け止めらなくて。
どこまで
彼の言葉を
気持ちを
信じていいんだろう。
と
疑っていました。
彼のこと、
好きだけれど、
どこまで真っ直ぐに
心を開いて
大丈夫なんだろう？
本当に
好きでいても大丈夫？
素直になっても大丈夫？
ちゃんと受け止めてくれる？
大切にしてくれる？
そんな風に、
思っていました。
そして、
彼が帰る時間が近づき。
もう少し、
2人きりでいたい。
抱きしめて欲しい。
と思った私は、
彼に、
その気持ちを伝えて
お店を後に。
帰るまでの時間
ギリギリまで
ハグしてもらって。
駅の改札で
別れる瞬間まで、
つないだ手を
離さずにいました。
あれこで考えて
不安になっていたのに、
はじめての彼なのに、
実は私、
全然ウブじゃなかったんです。
そんな自分を知り
ビックリしつつ。
でも、
その時はそれが
私の精一杯でした。
そして、
彼を見送って、
帰宅したら後
どっと疲れが出て。
翌日は、
疲れ切って
ぐったりしていたのでした。
そんな私の
はじめての彼との
はじめてのデートでした。
そんな自分を
恥ずかしいとか
情けないとか
今まで
責めてきたけれど
ようやく、
そんな自分を
ヨシヨシと
受け止めて、
頑張ってたよね。
幼くて
たどだどしいけれど
私なりに
一生懸命
恋愛をしてきたよねと。
そんな眼差しで、
自分のことを
見つめてあげられるように
なってきました。
38年間
ずっと彼がいなくて。
いないのが当たり前だった。
その状態から、
変化したことは。
やっぱり私にとって
とってもとっても
大きな出来事だったから。
そして、
そう思える様になったのは。
その私を
受け止めてくれた
彼がいたからです。
そうして
進んできた、
変化を
これからお伝えしていきます。
今日もお読みいただき
ありがとうございました。
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