第11,12,13話 vsイカロス
最初はこんな感じで相変わらずノンケ向けだなあって感じだったんですよ。
ノンケ読者のお待ちかね、ルナとローリエの2ショット。
しかしここから評価がガラリと変わります。
そして主人公の座を奪われそうになり慌ててバトりはじめるゲンジの熱い飛び蹴り、ムートンショット!ドン!って言いそう。
てゆうかお前そんな熱いキャラじゃなかったやん、暴れるなよ、暴れるな・・・
明らかにイカロスの方が主人公に見えるんですけど、それは大丈夫なんですかね
打ち切りでしょうがなかったのはわかるけど、底知れなさが魅力のゲンジの底をこんなに簡単に見せるのは如何なものかと興ざめでした。というか本気出すなら圧倒的な差を見せつけて圧勝してくれよな〜、頼むよ〜。
そして過熱するバトルに呼応して遂に作画が危険な領域に・・・
目が寄りスギィ!最早誰だよ!
そしていい加減にしなさいとばかりに飛び出すバハムート。どっかのクソゲが植え付けたバハムート=ドラゴンの誤ったイメージを払拭する魚類での出演にバハムート原理主義兄貴も思わずニッコリ。
しかしこのゴテゴテのデザインよ、もうちょいどうにかならんかったのかね。
おい、眉毛眉毛!
そして謎の家族宣言で一件落着、おいバハムートそれで良いのか、こいつさっきまでルナ放ったらかしで喧嘩しとった奴やぞ!?
総括すると、アリア戦までは本当に面白かったんだけど、イカロス戦からおかしくなっちゃったんだよね。打ち切り決定して数話でまとめなきゃいけないってのが諸悪の根源だと思うんだけど、全ての展開が早過ぎたように思う。
イカロス登場も突然過ぎるし、ゲンジがガチになるのも不自然だったし、ゲンジのガチバトルを描くまでに、まだまだゲンジの強さを小出しにして、一気に解放することでカタルシスを得る展開の方が王道だと思う。ルナが母星の民であることも、ローリエがヒロイン化するのも、打ち切りじゃなかったらゆっくりと少しずつ展開するゲンジ達の旅をずっと楽しく読んでいられたのに、と思うと残念でならない。
マガジンRじゃなくて別媒体で、リコピンみたいに電子書籍に移動とかでも良いので、アリア戦からまた本来描きたかったストーリーを描いてくれることを願っています。