クジ(舅)特養へ入所② | 気がつきゃ認知症

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ひとりっ子同士夫婦の私達。子供は自立し孫もいますが、孫の成長と逆行するように進行していく義父母の認知症。  そこに実父母の遠隔介護も加わる。

昨日の続き 今日は入所の日の事です



クジの引越しは
家から車で老健に迎えに行って
特養まで送り届けました。


見守りが必要ですが
なんとか自立歩行が
出来ますので。



車は自宅から夫の運転で
行きました。

移動と手続きだけなら
私は必要ないんじゃない?
と、思っていましたが

(クバの時は車椅子でしたから
荷物を持ったり手続きしたりに
必要だと思っていたけど
クジの時はきっと私は
やる事なさそうだよなぁ、と。)



まあ口には出さずに
居ましたけど。



で、結局私も一緒に行くのは
決まり事のように事は進み
まあ一緒に行きました。




老健NPには持ち込みの荷物は 
少なくて、受け取った荷物も
紙袋二つ程度でした。


特養RKに家から持ち込んだ
荷物も同じくらい。



老健NPでは見送りに
出てくださった
介護士の方が
「行っちゃうんだね〜
寂しくなるね〜」と
おっしゃってくださり

私は思わず
「ご迷惑をおかけして
いたと思っていましたけど?」
と言ってしまったら

「いいえ、クジさんは
あまり手がかからなくて
お世話も楽だったんですよ」

とおっしゃる。



プロだわ!
(まあクバよりは
数段楽だと思いますけど。)


だってクジを車に乗せて
老健NPから特養RKまでは
15分ほどなのだけど
その間繰り返される
無限ループのおしゃべりを
相手してるのも聞いてるのも
私は嫌で嫌で、
ただただ鬱陶しかったので。


私の父も同じように
送り届けたけれど
父はほとんど喋らず
おとなしいので
余計にクジの無駄な
おしゃべりが  
うるさく感じました。





さて特養RKに着いたけど
クジは抗体検査を受けて
その間内扉の外側で
待機しなければ
いけませんでした。


この間もひたすらクジは
無限ループのおしゃべり。

横並びの椅子に右から
クジ、夫、私が座りましたが
クジはひたすら
しゃべってます。

夫が相槌を打ったり
相手をしていたりしたけど

私はもうウンザリ。

マスクの下でボソッと
「もう黙れよ💢」と
つぶやいたら
夫に聞こえてしまい

「嫌なら外に出てる?」
なんて言う。


「おい!この暑いのに外に
出ろってか?💢」
「それよりジジィを
黙らせろよ💢」


とは思ったけど
「いえ、ごめんなさい」
「大丈夫です。」
と言っておきました。


ムキームキームキー💢💢




30分近くの待機の後、
無事に入所となり

クジは部屋へ
夫と私は手続きに。



説明、納得、サインの流れで
1時間。
私は一緒に聞くだけなんですよ。 



やっぱりやる事無いのよね。
サインは自筆じゃ無いと
ダメだしね。

やっぱり夫だけで 
よかったんじゃないの?
えーえーえー
真顔真顔真顔






それに無駄に私も
行ったおかげでクジに
それだけはやめて💢ビックリマーク
と思ったことを  
されてしまった!


クジのおしゃべりの中で
必ず登場する
『かーちゃん』クバ(姑)の事
なんだけど、一応は
死んだって事はなんとか
覚えてるみたいだけど時々
「どうしてる?」と

口にします。


その流れで私を指し
「それは誰だ?
かーちゃん……じゃ
無いよね?」   

チーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーン



私を覚えていないのは
良いよ、むしろ忘れてくれて
結構です。


でも


お願い
だから

クバと
私を
間違える
事だけは
しないで!

どうして
あんなチンチクリンと
私を間違えられるのよ💢


そして私にとって
憎たらしいが服着ていると
思っていた人と
間違えられるって
屈辱以外の何者でも無いわ💢

スタイルも顔も
全く違うでしょ?!

アンタ90歳でしょ?
クバは死んだ時87歳! 
それなのに間違えるなんて

失礼すぎる!💢


ムキームキームキームキームキームキームキー





まあマスクしてたからかな?
と自分を何とか納得させて
クジには全力で否定して
おいただけにとどめて、




クジの引越しは終了しました。





あれから一週間、
特に連絡も無いので

何とか落ち着いて過ごして
いるようです。